不動産屋として予算の少ないお客様に強引にお部屋を決めさせようとした場合、それなりの理由があって残っていたヘンな間取りを強引に押し付けるかも知れません。ブログで営業しても契約につながりませんから、良心に従って書きます。『無難な部屋の方がいいですよ。』
奇をてらったデザインのマンションだと家具の置き場に困るでしょう?妙な形の壁に本棚をどう沿わせるんですか?…っぽい話はつまらないみたいです。無難礼賛っぽい話題は置いておいて、イレギュラーでお勧めな物件を紹介しろと言われると…
ルーフバルコニー しか思いつきません。洗濯物の干し方や臭気の注意点などは以前に書いたので、別な使い方を書きましょう。
中~高層階では、地表が暑くても風さえ通しておけば真夏でもエアコン不要で気持ちよく暮らせます。それでも室内でホットプレートを使うと熱がこもって暑くなる?そんな時こそルーフバルコニーを活かせば良いのです。焼肉でもたこ焼きでもお好きなメニューで楽しんで下さい。
物干し台をよっぽど強く縛って固定しておかないと引っくり返るほどの強風を受けるという話は既にしました。そんな環境ですから、アウトドアセットっぽいチャチなテーブルや椅子を並べると、飛ばされる可能性が高いです。風の強い所では抵抗を少なくすべく、低くなりましょう。
用意すべきは、ゴザ(又はレジャーシート)とちゃぶ台、お好みに応じて座布団又はクッション。ホットプレートの電源をとるために室内コンセントにつながる延長コードも必要です。夕食の場合は視界が悪くなりますから、電気スタンドその他の明かりも差しておく必要があります。どうしても気になる人は蚊取り線香も用意して下さい(中~高層階では滅多に虫は出ませんが)。
存分に風にあたりながら食事していると、かわいそうにバルコニーすら無い狭いマンションの住民が窓全開で過ごしている様子が見えます。そんな眺望を楽しみつつ、優越感にひたりながらビールを飲むことも出来ます。見渡すと、周囲のマンションで階数の近い部屋の方々と、よく目が合うものです。暗い夜にわざわざ自分たちを照らして、ベランダにゴザ敷いて焼肉食べてる人なんか見てて楽しいですか?若干、羞恥プレイっぽい楽しみ方になりますが、何か?