たばこが値上げされました。先月のタバコ屋さんは駆け込み需要で大忙しだったことでしょう。車屋さんも最近まで忙しかったと思いますし。不動産屋さんも何らかの税制改正で、『大忙し』って言ってみたいような、その直後に仕事がなくなるのが怖いような。話は煙草に戻りますが、今月もう買ってる人は、早速禁煙に挫折した方かも…という意見に、私も賛成です。値上げされても気にならないって方もおられるかも知れませんが。
シャレにならない位に苦しくなって呼吸器科に行ってきた時のこと。先生に、『これはひどいね。』って言われました。はい、歩くだけで苦しいです…。『正直に言ってごらん。問診票にウソ書いてるでしょ?煙草吸うんでしょ?!』すいません(ウソ書いたのを謝ったのではありません)。『こっちはプロだからわかるの!ダメよ、今度から吸ったら。』あんまりです。当時、タバコ吸う方とよくドライブしていたのは事実ですが、聞かれてもいないのに交友関係をベラベラ話すのもどうかと思い、『それでも私は吸ってません!』としか言いませんでした。
お金を燃やして健康を害しているし、ある程度の時間が経過する度に灰皿のある場所を探しに行かなきゃいけないし、食事が終わっても『ちょっと待って』…無駄が多い習慣だと思うのですが。政府が税金を取るために犠牲になった中毒患者だから習慣を断つのは難しそうですね。
ニコチン中毒患者カップルで漫画喫茶で寝たり食べたりしている人のドキュメンタリーを見ました。東京都港区白金(台)近辺のセレブ妻がシロガネーゼと呼ばれていたのを真似て、ネットカフェを棲家にしているギャルっぽい漫画家さんが自身のことを明るく『イエガネーゼ』と言っておられましたが。カップルは本当に生活が苦しくて大変そうでした。二人とも、なけなしのお金でタバコを買って吸っているのが涙を誘います。こんな方々じゃなくて家を買う余裕のある人から税金たくさん取ればいいのに。…駆け込み需要後に困るのは不動産業界ですが、何か?
何社も不動産屋さんを回って必死に探しておられましたが、あまり上客と呼べないんですよね。仲介業者として頂けるのは家賃の1か月分で、予算が低いと儲けが小さいし。定職に就いてないから審査も厳しいし。
客付け しようにも家賃滞納しないって言い切れないし。
何社目だったか、良い出会いがございました。相手は一応お客さん(この時点では未遂)なのに、営業マンがちょっと説教気味でした。接客中は敬語使ったらどう?と、思いながら見ていると、敷金礼金を(特別に)押さえたアパートを紹介して下さいました。審査も無し。
更に特別に、調理用具とか(弁当を買うより自炊した方がお金貯まるから!)、寝具とかも用意して下さったんです。こんないい人が不動産業界に居るなんて…と、目頭を熱くした…どころではなく、かなり泣きました。林さん(社名忘れてすみません)、ありがとう(私は関係ないけど)。
『荷物を置いていい所』を手に入れて、大喜びの姿が印象的でした。結婚したばかりの頃、古くて狭い部屋だけど、『一緒に堂々と住める場所が出来て嬉し~い』って喜んでいた気持ちを久しぶりに思い出しました。住む場所を探している方のために物件を紹介するっていい職業だなと思います。
ここまでいい人は滅多に居ないのでよく感謝して、幸せな家庭を築いて頂きたいです。