一戸建て住宅用地で、『すっごくイイ!』って土地を
エンド さんが見つけにくい理由については、『
建築条件付き土地 』で書いたとおり。注文を待たずに建てておきたい建売業者や、すでに注文を受けているけど肝心の土地が見つかってなくて急いでいるハウスメーカー等が目を付けるからです。仲介業者に出回る土地の情報は、すっごくイイ訳でもない物や、条件付が多くなります。『せっかくの立地だけどココ施工の家には住みたくないわ』って思うこともあります。
あまりにトラブルの多いことで不動産業界ではある意味有名な建設業者さんの建築条件付の土地だと、仲介しちゃダメって通達が社内に出ることもあるので要注意です。条件付って文字を見かけると、『使えない…かも?』と、緊張しつつテンションが下がったりします。私の仕事は物件情報を入力することですが、使えない物件は入力できないから私の仕事になりません。

他社で仲介厳禁呼ばわりだったある意味有名な業者が、転職先の不動産屋さんでは仲介出来ました。『他にもネット掲載可の物件あれば全部FAX下さいね♪』って言うと大量に条件付土地の図面を頂けて、ラクにお仕事出来たものです。厳しい所から緩い所に転職するとトクした気分になることが多いものです。後日、仲介した土地に欠陥住宅が建って苦情が来ましたが。

一戸建てとビルとでは勝手が違うのでしょうか?ビル用地を扱う不動産会社で図面を集めていると、具体的なプラン図が付いているけど施工業者を指定されない土地というのをよく見かけました。条件付の時とは違い、私は就業中でも緊張状態を解いてラクになれました。具体的なビルの設計図が付いている場合、設計士さんが会社の名に恥じないようにきちんと調査されたらしい資料があります。用途地域や建蔽率・容積率のみならず、細かい(←主観?)条例での制限まで書かれているので、自分で調べずにスラスラと入力出来て仕事がはかどります。
『この業者からの資料は中身を疑わないと!』って緊張しなくちゃいけなかったり、『ココなら全面的に信頼出来るわ~』ってリラックスしたり、当たりハズレを楽しんで働いています。
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