不動産物件検索サイトとか不動産屋さんのホームページなんかで意外に多い検索語が、『ルーフバルコニー』みたいです。たまたま狙っていたエリアのマンションで該当する部屋が空いていたので住んだことがあります。一度は経験してみると良いかも?ちょっとお勧めです。
都心の高層ビルに多い形は、ダントツ直方体。1階から最上階まで同じ床面積です。法令上の制限が少ないため、無駄の無い建築が出来るのでしょう。住宅地の場合、北側斜線、道路斜線、日陰斜線(私はニチエイと読んでますが、読み方としてはヒカゲシャセンが正しいと言われたことがあります)などなど、自分の土地に建築する建物に色んな制限を付けられがちです。
高さ何mから上は斜めに後退した線が建築していいギリギリのラインになります…っぽい制限を受けた場合、そのギリギリまでマンションを建てるとなると、階数が上がるたびに端の部屋が奥まることになります。5階の端家が10号室、6階の端家が9号室、7階の端家が8号室…という感じで。この場合、510号室・609号室・708号室の上に部屋はありません。609号室、708号室、807号室の人は斜め下の部屋の屋根(陸屋根…りくやねorろくやね)を眺めることになります。
ただ見下ろすだけでなく居住者に有効に使ってもらうために、大抵はその屋根の上の部分をバルコニーとして使えるようにしておきます。部屋1つ分の広さのバルコニーは魅力的です。ただし、その方角が北側であることが多く、日照はあまり期待しない方が良いでしょう。


北の端家ということは、南側に窓がありません。午前か午後に全く日の当たらない普通のバルコニーで洗濯物を乾かすことには期待出来ませんので、広いルーフバルコニーに干すことを考えるのが人情というものです。私はルーフバルコニーの柵にロープを張ったり、最北端に物干し台を設置したりしていました。低くない階なので風が強く当たります。物干し台は柵にしっかり固定しなくてはなりません(私は洗いたてホヤホヤの洗濯物ごと倒したことがあります)。
昼間でも日が当たらなくて平らで広い場所…。ちょうどいいと思って、紐のついたゴムボールを自室の外壁に当ててテニスの練習をしたことがあります。当然、斜め下の階の人に叱られました(すみませんでした)。CF(クッションフロア)貼りではないので振動が響くようです。
分譲マンションの場合はルーフバルコニー月額使用料1,000円とか、管理費とは別に徴収されがちです。迷惑料として斜め下の階の人に支払うべきだとは思いますが、そのまま管理費又は修繕積立金と一緒にプールされるみたいです。若干造りの粗い賃貸マンションだったからか?私の住んだマンションには
落とし穴 がございましたが…(詳細は次回に持ち越します)。

月見酒したくなるようなデザインでとっても素敵ですが、桃色ブログのイメージに合います?