レントロールの意味:レントロールとは、賃貸状況一覧表のことを意味します。部屋ごとの現在の家賃や居住者の氏名、空室が埋まって満室になったと想定した時の年収なども記入されています。グロス(表面)利回りやネット(実質)利回り、いつからの契約で次の更新時期はいつかなど、不動産投資する上で必要な情報がわかりやすく書いてあると助かります。(スペルは、rent rollです。)
同業他社さんに電話しました。『○○ビルの件ですが…。』『担当者は外出中です。どういったご用件でしょう?』『レントロールございましたら、ファックス頂きたいのです。』すぐに来たファックスは、私の手元にもある物件資料です。レントロールではありません。オバチャン、『レントロールってなんですか?』って聞けなくてとりあえず図面を送ってきたのかしら?すぐに電話。
『さきほどは早々にファックスありがとうございました。あと…すみません、家賃表のファックスを頂きたいのですが、よろしいでしょうか?』これまたスグに来たファックスは、そのビルのそれぞれの部屋の賃貸仲介用の図面。一応、家賃は載っているケド…。
しばらくの間、たて続けに見当違いなファックスばかり送ってくる理由を考えてみました。おそらく、担当の営業マンが多忙なのがわかってて、オバチャンは、意味わからないながらも自分が防波堤になって営業マンの負担を減らそうとしているのでしょう。けなげです。泣けてきます。むせび泣きをこらえつつ(?)また電話。
『ご多忙のところ、何度も恐れいります…現在の年収と満室想定収入などがわかるような資料がございましたらファックス頂きたかったのですが、担当者様でないとわかりませんか?』だいぶたってから、欲しかったレントロールのファックスが来て、多忙営業マンが、『 くれぐれもよろしく!』 と、お電話下さいました。
ごめんなさい…。絶対に売れなさそうな、利回りの低い物件を狙って資料収集するのが好きな会社なんです。『
頑張ります 』 と、言ったのは、ウソです。