同じ家屋の床面積でも、計算方法によって数値が異なってきます。画鋲の刺さった壁の、金色の丸いのが出ている部分から内側の部分だけで計算するのが、『内法計算』です。画鋲の尖った部分の収まったスペースは含まれないので、壁の厚みの分だけ数値が小さくなります。
どんな厚さの壁で完成するのかに関係なく、建築確認をするようで(その過程に詳しくないけど)、建築する前に、厚みを無視して壁の中心線を基準とした、『壁芯計算』をしておくもののようです。数値が大きいと広そうに見えますし、広告するなら壁芯でしておきたいものですね。
床面積がどの計算方法によって算出されたか不明な場合は、原則、『(壁芯)』って書いておくのが無難でしょう。広告でお叱りを受けるパターンは、『実物よりよく見せたから』っていうのが多いので。ただし、その床面積が税金の軽減を受ける際の上限を微妙に超えていることがあとでわかると大変です(
微妙な床面積になるような建築を控えて頂きたい…仲介業者目線)。
謄本や要約書があれば、壁芯か内法かの判断が出来ます。マンションは内法、一戸建ては壁芯で計算された床面積が登記されているものだからです。…ということをふまえておくと、『(公簿)』(=登記簿)って書いてある図面を下さった業者さんに、『床面積の計算方法はどっち?』なんて質問をするボケは防げます。
業物 の広告を素人同然のパートに丸投げする不動産会社さんから、トンチンカンな質問電話がかかってきます
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(続き)不動産屋さんは、
絶対に自分が正しい と思っているものなので、『壁心って書くのが間違っている 』とか、『ヘキシンじゃなくてカベシンって読むのに!』とか、言わないようにして下さいね。どれも正解ですから。余談ですが、私は
シューズボックス にしてやられました。