私も
エンド客として、不動産屋さんに言ったことがございました。『予算はたったのこれだけ!で、敷地内駐車場があってピアノ可で駅近で築浅で近所にヘンな人が居なくて便利で静かな所を探しています♪』…絶対にございません!とは言えないものです。私の場合、予算は増やせないしピアノは手放せないので、その2つを絶対に譲れない条件とした上で、妥協しました。
『近所にヘンな人が居なくて』…以外の部分は調べやすいのですが、そこを一番重視しているとしても、『お隣の○○さんは下着泥棒かも知れないって噂があって、下の階の△△さんはお子さんが受験だからって普通の足音にもスグ文句を言ってくる、神経質な人で、上の階の□□さんの部屋から夫婦喧嘩の音が絶えないんです。』…なんて、なかなか言ってもらえなさそう。
そこを一番重視している方には、『実は私、とても神経質で騒音が気になって気になって、不眠症で苦しんでいるんです。』って伝えておくと良いかも知れません。『そういう訳で、今回は絶対に静かな所に住みたいんです!』って言えば、ご案内する物件選びで大いに参考にしてもらえることでしょう。私は騒音を出す立場なので、申し訳なくてそこまで言えませんが…。
そこまで言っているのに、『そんなことはさておいて、女性ですから築浅のデザイナーズマンションをお勧めします!』…なんて見当違いな押し売りをしてくる業者さんには、お世話になりたくないものですね。不動産屋としては、神経質過ぎる方は後から苦情をしつこく言ってきそうなので、あまりお付き合いしたくないというのが本音ですが…。最初から妥協する必要はございませんが、物件探しの条件として何が一番大切なのか、優先順位を付けておくと良いですね。

妥協でも惰性でも良いので、押して下さい♪