かなり若い未婚の営業マン…に、私は極力近づかないようにしています。私の
脳内シミュレーション によると、彼らに刺される可能性があるからです。決して若さに引け目を感じている訳ではございません。でもホント、家庭の重たさって持ってみないとわからないから、一旦入籍しておくことをお勧めしますよ。どんな経験も芸の肥やしになりますってば。
長い不動産屋人生の中に、誠実さと純粋な笑顔だけがウリ!って時代があっても良いと思います。『物件売って下さいよ~』って熱心に通ううちにその家の主婦が心を許すのはよくある話。安心して留守番をお任せして、美容院やら歯医者やら行けるようになりますし、『底抜けに優しい兄ちゃん』が子守してくれるからお子様も大喜び!…結局、物件は売ってもらえなくても。
親子ほど年の離れたお局パートさんの場合、そういう営業マンを特に好むみたいですね。かまってやりたくなるのだそうです。優しくしてくれるオバチャンに、営業マンもなつきます。『この物件の相続人がよくわかんなーい』って言われてニコニコ顔のオバチャンが、『ちょっと待っててね♪わかりやすい説明を書いてきてあげる。』…と言ったあと、やって来ます。
オバチャンの清書した相続関係説明図の原図を、仕事の手を止めて5分かけてチャラ書きしたのは、私です!怖い先輩営業マンに聞いても教えてくれないかも知れませんが、怖そうな上司は教えてくれるでしょう。『そういう面倒くさい話は○○先生に電話して聞けばいいだろ!』…って。私とオバチャンの仕事の手を5分止めると会社に計10分の損害が発生することは承知しておりますが、お局パートさんの機嫌を取るため、黙っています。大人ってずるいんです。
あなたの手が好き。その大きくて、やさしい手で、クリックして私を喜ばせるのね。うれしいよ…。



もう帰るのね…わかっているわ。早く帰ってあげて。それが幸せよ。・・また来てね!いつもここで待っているから。