本当は今回の記事のタイトルを違うものにしたかったのですが、ますます女性読者が離れていきそうなので、無難な方に変えました。(コレもやっぱり変ですか?)
上品な不動産屋さんが一番他社に気を遣うのは、『
抜いた と思われないこと 』 です。お客様と媒介契約をした業者さんを利用しながら差し置いて、別の業者が直接お客様に接触するのは反則です。この行為(…が検索エンジンに引っかかるのが怖いのでタイトル変えました)に対する業界の制裁は厳しいです。
物件確認の電話をかけても、良くて 『 商談中 』 、たいてい 『 うりやめです 』 …としか答えてもらえなくなります。事実上の取引停止です。抜く業者だという噂は広まり、他の業者さんからも敬遠されます。
抜き業者は、売主さんに近づく前に媒介をとっている業者に素人を装って探りを入れてくることが多いです。慣れてくると、電話越しでも、『 仲介業者臭 』 …のようなものが嗅ぎ取れます。うまく説明できませんが、わかります。そういう電話を取ると、担当者に、 『 業者じゃないと言っていたけど仲介業者臭がしました。』 と、伝えます。警戒して欲しいです。
ところで、業者臭に気付くのが日増しに早くなってきている私は、無臭なのでしょうか?『 仲介業者臭がプンプン漂ってきますね~。』 なんて言われても、ちっとも嬉しくありません。日々の電話応対で、『 絶対にエンドさん 』 臭のするお客様の特徴を覚え、普段から業者臭を消す努力をしています。
『…いえ、業者じゃないんですよ。ただね、ちょっと遠くから物件を見ていきたいなぁと思いまして…いえいえ、ご案内は遠くから見てからで結構なんです…業者じゃないんで…。』
『 他決 』 で終わるのが、一番悲しいですね。悲しませないで下さいね。
※一般媒介の場合、抜かれてなくても他決になる場合がございます。
はじめまして。有限会社創和エイジェンシーの大成と申します。弊社では、昨年12月より「不動産トラブル解決SNS。隣人も大家もローンも相続もモメルーナ!」を運営しております。
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