不動産屋で働くようになるまでは感情表現豊かでしたが、色々ぶつかって、オトナになりました。時々、かわいがって下さる営業マンが居るものですが、人から好かれる分だけ人から嫌われるというのはよくある話。新しい芸を仕込まれるというのなら、誰を敵に回しても構わない…ぐらいの覚悟も出来ますが、リスクは高いです。ペットボトルの首にぶら下がっているオマケを下さって、バンザイしたくなるほど嬉しいけれど、ここは感情を押さえて、『あっどーも。』
親会社の担当者の横柄な態度にキレそうになることもございますが、そこはガマンガマン。エラそうな上得意様からのお電話を受けた時は、『担当の営業マン、かわいそ〜!』って思いつつ、普通のテンションで取り次ぎます。数えきれないほど繰り返してきた営業マンとの別れ。心で泣いてもそっけなく、『お元気で』…ぐらいのことしか言いません。
目指す目標は、『能面のような女』…って呼ばれることです。『何をされてもキレないし、泣かない』ってのは簡単ですが、普通の状態がゴキゲンさんなのですから、能面になるのは難しいものです。ニコニコしてちゃいけない月末というのも、最近増えてきたような気がします。
たった1回でA4用紙の中にピッタリ納めて印刷出来た!とか、物件確認が予定より大幅に早く片付いた!とか、お仕事中の小さな幸せはいっぱいあります。たまに油断して、プリンタから座席までスキップしながら戻ってしまうことも。隣の部署の方から、『ねぇねぇ、さっきは何をそんなに喜んでたの?』って聞かれてしまいました。お能の世界にスキップはありえません。見なかったことにして下さい!『事務的な事務員』という理想像に近づくのって、タイヘン!
