売買の仲介のみ行う不動産屋さんから初めて賃貸業者さんに転職した日のこと。一応、『業界経験者』…ということで雇って頂けたのですが、かなり勝手が違って戸惑いました。業界経験者なら出来て当然の、『物件確認』の要領もだいぶ違うようなのです。
売買の物件確認の場合、物元業者さんにお電話したら、まず、名乗って物件確認である旨を伝えます。業者さんによっては、売買の物確なのか賃貸の物確なのかをここで聞かれます。それから、有無を問いたい物件の種類(土地・戸建・マンション等)と、物件価格と、所在地(~町までで良い)又は建物名の3つの要点を伝えます。超多忙な大手様の場合、述べる順番を相手のルールに則らないと怒鳴られます。…で、『ございますか?』ってお聞きします。
賃貸物件の場合、賃料よりも、その建物の何階部分であるかを重要視します。また、あるかないか、ではなく、賃貸人を募集しているのかそうでないのかという観点で考えます。…なので、『ございますか?』ではなく、『ご紹介できますか?』って聞くことになります。
売物件が契約済みである場合、『終わりました。』とか、『終了しました。』って言われることがございます。賃貸もそういうものだと思い、最初は、『終了した物件多いなぁ』…って思ったものです。賃貸物件で、『ございます。』に相当する回答は、『募集中です。』なのに、私が聞き違えていたのです。途中で気付いて、大きくバツをつけた用紙を集めて大量に訂正いたしました。

不動産屋とは無関係ですが、公団賃貸について書いた記事は、
こちら です。
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もう帰るのね…わかっているわ。早く帰ってあげて。それが幸せよ。・・また来てね!いつもここで待っているから。