専属専任や専任で媒介受けた物件は、当然レインズに登録します。法律で定められた義務ですから。一般で媒介受けた物件も、だいたいレインズに登録します。義務ではありませんが、一般媒介の場合、他社でも媒介できるので、他社がレインズに登録する可能性がございます。
業者さんがレインズで物件を見つけて
客付け したいと思って他社さんの所にお願いする可能性は十分ございます。極力、『ウチが窓口でーす!』ってアピールしておかなくては、ですよね?『どうしてもレインズに登録せず広告も出さずにコッソリ人知れず売って欲しい!』なんておっしゃるなら、法律を守っている業者さんにお願いするとしたら、一般媒介がお勧めですね。
このレインズ、日本中の不動産業者が使っている言葉なのですが、東日本・中部・近畿・西日本と分かれていて、物件の所在地によって登録できる所が違うのです。物件検索できるのは、その業者が所属する所のレインズだけのはずです。全国規模の不動産会社にお勤めの方が遠方に転勤になったからと言って、『そっちのレインズにアクセスしたいからパスワード教えて♪』…なんて言ってはいけないはずです。
業者が所属する所と違う管轄の物件の媒介を取った場合、違う所のレインズにアクセス出来ないので、自分でレインズに登録することが出来ません。所属するレインズの職員さんに頼んで、代わりに登録してもらうための話を付けて頂くことになります。
自分で図面をアップする場合、お気に入りのスキャナで読み込んでお気に入りのサイズにしてお気に入りのやり方で送信すれば、業者さんがボタンを、『ぽちっ』…と押すだけでキレイにA4で印刷できるはずなのです(だから図面ファックスくれとか電話してこないで下さいね)。
ただ、『遠方だから代わりにお願いしまーす♪』と、頼まれた物件は、図面のアップの仕方が納得いかない仕上がりです。プリンタの設定の所で、『B4サイズの原稿をB5に縮小して印刷…』とか変更しておくと、なんとか一枚の紙に図面が収まることもありますが、お話にならない仕上がりになることも。どうしようもなかったら、『図面ファックス下さい』と、長距離電話かけてみるしかありません。
遠方で媒介された物件は、たまにオイシイ特典がついています。図面のオビの所に
BK ○%って書いてあると、チャンスかも知れません!必死で客付けしちゃいましょう。…というお話を、初対面の
不動産屋さんが教えて下さいました。ありがとうございました!!やっぱり不動産屋さんは、いい方が多いです♪
※面倒臭いから「レインズの人」みたいに書いてますが、正確には、宅建業法に基づいて国土交通大臣が指定した指定流通機構である公益法人で働く人です。オフの日が仲介業者と重ならないこともあるみたいです。今晩のブログも最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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