マイホーム購入ご希望のパートさんはどの不動産屋さんで働くべきなのか?もちろん、正解は一つではないし、おトクに買えるということの意味もひとそれぞれだったりもします。例えば、本当にヤバい物件だから誰も買わなくて値下げしているのを買うために職探しする方がおられるとして、そんな体験談は珍しいケースでしょうから多少は反響があるかも知れません。ご実家の隣地以外におトクと思える場所がないとのお考えでしたら、アプローチの仕方も違ってくるでしょう。今回の『おトク』は、『相場と比べて総支払価格が低い』…という意味に絞って今日のブログ記事を書いていきます。
就業すればするほど勤務先が大嫌いになっていくということはよくあると思うのですが、例え新しい情報が入ってくる環境だとしても、そこに居ては不動産は買えません。憎くて仕方ない不動産会社に決して安くはない仲介手数料(パートは値引きなしというところがほとんどです)を払うのは嫌ですし、居住用物件を購入してそこに住むなら勤務先に言わない訳にもいかないし…で、買えなくなるのです。そもそも仲介物件の売主さんには買主さんが特定の誰だから価格を下げないといけない義務なんてございませんので、『自ら売主』でない場合に物件価格がおトクになる可能性は極めて低いですね。
逆に、大好きな職場のみんなが親身になって新しい住まいを探してくれて、相場価格の物件を普通に買って、会社も幸せ、自分も幸せ…っていうケースなら喜ばしいものですが、私にはその経験がございません。『ここにだけは仲介手数料を払いたくない!』っていうのが本当の理由で(←そうは言えなかった)退職したことはございますが^^;
仲介業者だとして、物件価格が相場と変わらないとしても、正社員さんでなくても手数料を引いて下さるような不動産屋さんであれば、それは、『おトクに買えた』って言って差し支えないと思います。『パートさん募集!パートさんも仲介手数料1%にしてあげます☆』…みたいな求人広告は見覚えないのですが、どうやって探しましょう?
本業が仲介業者で買い取りもされている不動産屋さんなら売主になる機会も時々あるでしょうが。おトクに買うことにこだわるのであれば、土地を仕入れて建てて売るのが本業の建築会社さんですとか、中古物件を買い取ってリノベーションしたら売り出すのが本業のリフォーム業者さんですとか、『現金化しないと運転資金が出て来ないから投げ売りしてもいい』っていう物件を持っていそうで狙い目です(…保証はしませんが、何か?)。志望動機が、『投げ売りしてくれる物件お持ちでしょうから』って言うのも感じ悪いと思いますし、本当にお持ちでしたら、わざわざそこで働いてみなくても、お客さんとしての値下げ交渉に応じて下さりそうです。…何かのヒントになれば♪