若手営業マンたちが吠えていました。『アイツ、自分のミスを棚に上げて好き勝手言いやがって!』『俺がひとこと言ってきてやるからな!』若い事務員さんもソッチ側…かしら?共同仲介しようとしていた相手の不動産屋さんがミスしたのがきっかけで(弊社の言い分)、取引が流れてしまったそうです。『これさあ、先方もコッチも、二人とも若手だからこそ、こうなったんだよ。どっちかベテランだったら未然に気付いて防げたんだと思うよ。』『流れてしまったものは仕方ない。気持ち切り替えていった方がいいよ。』年上グループはこんな感じ。退屈そうに聞き流していたパートのおばさんもね。
名指しで他社さんを悪く言わない主義ですが、大手さんです。大手不動産会社の営業マンだからって間違うことはあるのです。人間ですもの。弊社のベテラン勢の言い分によれば、不動産に長く関わってる人ならミスに気付くはず…とのことですが、それでも全然ミスしないとも限りません。発生率が低いだけ…かも知れませんし、低いのは露呈率だけなのかも知れません。契約予定が流れない程度には慎重であるべきですけどね。
相手のことはお電話の声でしか存じませんが、少なくとも弊社の担当営業マンは他人から嫌われない方です。冷めすぎと思われているであろう社内年配層だって本当は悲しく思っています。お客様が残念に思っておられるのは間違いないでしょう。誰一人として望まない結果のために、みなさん時間や労力を無駄に注いできたのでした。
そこで、厚かましいお願いがございます。担当の営業マンはプロとしての自覚と責任を持って一生懸命頑張っております。部下の抱える案件を時に厳しい目で見守る上司も、売主様買主様共にご満足頂けるように気を付けております。…と、一応は努力しているのですが。売主様も買主様も、『プロだからミスするはずがない』…とは思わず、何かおかしいかも?って思われたらお申し付け下さい。仮に間違ってなくても、お客様から怪しく思われるような説明しか出来なかったことについては、営業マンの反省材料になりますので、とてもためになるご意見です。積極的にチェックして頂けると幸いです。
内見予定段階でミスしても社内一同が悲しむことは滅多にございませんが、見たいお部屋じゃない方のお部屋の鍵しかご用意出来なかった…では、お客様の貴重なお時間を無駄にしてしまいます。どこかのパートと違ってオウム返しのように復唱しなくても叱られることはありませんが、『この営業マン、本当に間違えてないよね?』って気持ちで、『では、日曜日の10時半に〇〇マンション〇号室のお部屋の中を見ますので…』って感じで、確認して頂けると助かります。スムーズに成約していけることはみんなの願い。みんなで叶えていきましょう。…本当に厚かましいこと書いてすみません。