私に会いに来て下さったのかしら?或いは、たまたまかしら?ちょうど今いらしたあなたにお願いがございます。大人ならではの優しさをもって不動産屋さんを癒して頂きたいのです。それであなたが不動産を値引きしてもらえるという訳でもないし、思っていることとは違う虚偽の申告をして欲しいという、私のワガママですが、何か?
幾多ある不動産業者さんの中から先に弊社の方に声を掛けて下さいましたよね?そんなに失礼な営業マンではなかったと自負しておりますが、お気に召さなかった?とか。或いは、同業他社さまにも同時に声をかけておられて、そちらの物件又は人物の方がお気に召した?とか。何らかの理由で弊社とは金輪際連絡を取り合いたくない、とします。
人物がキライとか、他社さんの方が大手だからいいと思ったとか、そのまま思われたとおりのことを仰ってはいけない、という訳ではございません。ただ、『嫌い』であるとか、『会社そのものが怪しいと思った』であるとか、言われてしまっては、営業マンも人間、傷つきます(パートもね)。地域の最強2トップと呼ばれるライバル会社と比べたら向こうの方が良かった、などと言われてしまっては、上司から、『どんな接客してたんだ!?』って叱られそうではございませんか?そこはお情けを下さいませ。
地域密着型の不動産屋さんの場合、『(エリア外の)〇〇市の物件を買うことにしました。』だと、誰も叱られません。どこでも仲介いたしますと明言していた場合は使えませんけれど。或いは、『不動産取引そのものをしないことにした』っていうのも負けた感じがしなくて結構です。本当にお話を流されるのであれば、その旨を伝えるのは早ければ早いほどありがたいです。情熱的に営業しているように見えて、そこは立ち直りが早いもので、必要ない営業電話は早く切り上げて次に行きたいというのが本音です。
『お客さんあんなに乗り気だったのにやめるって本当に?』って疑われそうな場合の理由も考えてみましょうか。『実家からの猛反対』は、説得力が高いです。実家ご存命世代にしか使えませんが。『身内がお世話になってるお寺さんやら占い師やらからの猛反対』も、二度と関わりたくない属性に入るので、アッサリ引き上げます。
『突然、転勤になった』も、いいですね。今時の辞令は春限定ではなくなって参りましたし。色々お気遣い頂いて嘘をつくお客様のメリット?何もございません。期待していた案件を失くしただけでもショックな上に余計に叱られる営業マンを見ているのがつらい、という、私の心が癒されるだけです。以上、どなたが読んでも何の得にもならないブログ記事でしたが、ここまで読んで下さって、ありがとうございました☆(人´∀`*)