物件の価格変更が有れば速やかにレインズにアクセスして変更しておく係とかしていると、パスワードとかパソコンには覚えさせない設定にしてますけど、指が勝手に動いてくるようになりません?或いは、さて車で出かけようって思ってから発車するまでの一連の動作って、思い出したりしないで体が勝手にシートベルト締めたりエンジンかけたりハンドブレーキ解除したりしてますよね?
またお店変えようと思って次の不動産屋さんで面接受ける時も、そう。支店長でもない年上の女性が面接官の時は、『彼女に嫌われたという理由をもってパートさんが退職に追い込まれたという過去がありそう』って思って、男性面接官に喜ばれそうな…可愛げのあるオバサン…はずかし…っぽいふるまいは消します。『既存社員を教育して欲しい!』…って言われれば熱血教師のような顔で、『
頑張ります!』って使い古されたフレーズで答えますけど。新人のパートが仕事を教わる前にそんな顔するのは得策ではないので、面接限定のヤル気顔。これも自動的に作ってきました。
それでも採用と不採用の差は大きいと思いますし、極力目を覚まして頭フル回転で面接に望むつもりでは来ています。ただ…その不動産屋さんの面接担当官を拝見して調子が狂ってしまいました。中年の店長がイケメン営業マンを連れて来られたのです。『すみません、面接は店長の私がすべきですが、実際に指示を出すのはこの営業マンからなので、私たち二人で面接しても構いませんか?』『^^はい、もちろん。』小太りの中年が左側、俳優似の長身が右側に座りました。
『…じゃ、そういうことで。来週からよろしくお願いいたします。』(…ヤバッ!どんな話をしていたんだっけ?)『はいっ!こちらの方こそ、よろしくお願いいたします。』特に記憶に残らないということは、予定調和な内容だったということでしょう。面接が上の空だったのは、あの指のせい。自動的に答える時は相手のあご辺りを見ていたはずだけど、机上に組まれた指の記憶しかございません。
短く切り揃えられた清潔そうな左手の爪。対照的に、お琴に例えるなら山田流という感じの先の尖った長い右手の爪。(ギタリストの指だわ。)その指でどんな曲を弾くの?クラシックギター教室の生徒さん?或いはバンド仲間とスタジオに入ってるの?モヤモヤは早く解決したいので就業してスグの頃に小太りの中年…もとい、ギタリスト店長に質問しておきました。『あれ?ギター弾くとか話したことなかったよね?』初対面で指を見てわかったと言って少し気味悪がられましたが、何か?