不動産業界の全ての会社で働いた訳ではなく、私が就業した所でのみ感じたことです。規模の大小を問わず、法令違反していない会社なんて無いんじゃないかなって思いました。真偽を確かめるために全ての不動産会社で働いてみるのに何年かかるかわからないから、たまたま、遵法しない所にばかり採用されたと理解しておきます。男運悪い女性みたいなものでしょう。
入れ替わりの激しい業界だからスグ辞めるかも知れない新人のために真面目に教えるのが面倒と考える会社も多く、3ヶ月前に他業種から転職してきたばかりの人を先輩とあがめて数日間同行させて、『研修』を遂行したと公言することもあります。その先輩とやらに一年かけて教わっても得られる『正しい知識』は同じだったんじゃないかと思われるため、そういう所での研修期間が短くても特に損しない気はします。間違った情報をエラそうに教え続けて欲しくないでしょ?
お客様の前で間違った知識をお得意の口八丁で説明する営業マンが居たら恥ずかしいと考える会社では、オリジナル業務マニュアル本を印刷して渡すことがあります。新人が入社する度に同じ本を渡して、『家でじっくり読んで来なさい』って言う方が会社もラクだし、わざとウソ教えるかも知れない頼りない先輩に口頭で教わるより安心と言えます。パート用も欲しいわ…。
仲良くなった新人営業マンに、そのマニュアル本を見せて頂きました。道路の幅員とか定番落とし穴じゃないですか、良い論点ですね…。ええ、ええ。…ええっ?!『幅員4mあればセットバックしなくて良いのです。(`・ω・´)キリッ』…みたいに断定されていました。いっそアタマ悪そうに見える体裁で書いた方が新人さんの警戒心を高めて良いと思いますが、現物では賢そうに書かれていました。周囲に道路中心線の話が全く出なかったことで余計に不安になります。
パートに重たい巻尺持参で幅員測って来いとか言う不動産屋さんでも働いたことなくて。実務的な話は営業マンから聞いて下さい。一生不動産で食べていきたいなら自腹で本買って勉強する方が良いかも…。
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営業マンに無茶振りしたことでパートのお仕事は完了!って定時で上がるのが普段の私ですが。今回、余計なことも合わせて書いておきます。口で説明するから必死でメモとって覚えろって言われる方が、新人は大変な思いをします。ただ、ウソを教えたという物的証拠を残すと会社が損するような気がします。派遣会社での無料講習みたいに、教室ではテキスト貸すけど絶対に持って帰らないでねってスタイルにするのが安全かも知れません。…内部対策は。
問題は、対顧客対応の方でしょう。定番落とし穴でコレで、しかも正々堂々と間違っているのを印刷して渡している不動産屋さんです。色んな論点で重説漏れとか有ってモメるのは目に見えています。私、モメ事って嫌いなんですよね。間違い探しクイズは好きですが、受けた電話で怒鳴られるのは嫌いですし、『ここヤヴァいかも…』って思ったので逃げました。ヽ(*´Д`)ノ