大きな銀行に入行してくる新入社員の中には、大きな会社を継ぐ予定のおぼっちゃまが居ることがあります。業種が違うのに?社会勉強をしているのでしょうね。大手不動産会社の支店でパート勤めしていても、小さな不動産屋さんの社長のご子息と出会うきっかけはございます。跡を継ぐ前に若いうちにノウハウを勉強しに来ているのでしょうね。大切に育てられたボンボンちゃんにありがちですが、優しくて整った顔立ちの男の子が多くて、印象は良かったです。
将来が楽しみですね、どんな社長さんになられるのでしょう…。って言いつつ、私が先に辞めてしまってその後は知りません。大手で働いているとノウハウを学習できるというメリットがございますよね。逆に小さな会社で働くメリット…は、色々あり過ぎて思い出せませんが(?)、デメリットもいくつかございます。そのうちの一つが、社長のバカ息子にイラッと来ることでしょう。
自分の勤務先が倒産すればいいと思いながら働く人なんてほとんど居ないのでしょうから、次期社長確実なお方を潰そうとする人もほとんど居ないはずなんです。『ボンボン育ちで頼りないけど、支えてあげよう!』って従業員一同から思われるような素直な子ならいいんです。パートの私にまでお土産をたくさん下さって、辞めた今でも御社の繁栄を祈っているぐらいですから。
『話を聴くだけでカリスマ経営者になれる!とっておきのセミナー』みたいな胡散臭いのが聴講一回何万円もするそうですが。そんな物に親バカが経費を注ぎ込んで出来上がったバカ息子が手に負えません。話せば話すほど頭の悪さがにじみ出るのに、常に『俺は頭がいいからこんな視点で物が言えるんだ』っぽいくくりになります。本当に頭のいい経営者なら、従業員になめられないことよりも、従業員から嫌われないことの方が重要だと気付くはずですが、何か?
社長一族が居ない時、『あの時のバカ息子の発言に論理矛盾点は3つあった!』って全従業員が一致団結して盛り上がることは出来ますが。もう一つの小さな会社で働くデメリット、コンプライアンス無視。『有給なんて使う方がオカシイでしょ?不景気なのに。』…は、想定の範囲内でしたが、そこは肖像権も無視。いつの間にか撮ってた従業員の写真を実名入りでwebにアップするんですよね。従業員しか見ないつまんないブログですが、なんで私だけフルネームなんですか?せめて経費使ってでも写真の撮り方セミナーを受けて、もっとキレイに載せて下さい!