不動産を買ったり借りたりされた方、やけになって夜逃げするとかでなければ事前に計画を立てられると思います。『どれ位かかるか?』は、意外に重要。あ、費用はご購入や賃貸契約の際に資金計画を立てて複数の業者さんから相見積もりとってやりくりされたと思いますので割愛しますね。今回は引っ越し作業に必要な日数のお話です。
個人差があるはずですが、同じ方が転居する場合でも、そこに住んでいた期間が長ければ長いほどお時間もかかります。『引っ越そうかな…』って思い始めたら荷物を減らすことも考え始めると思いますが、しばらくそう思うことがないと、減らされることなく徐々に増えていくものです。基本、退去するお部屋を空渡しするはずなので、梱包する量が増えると時間がかかります。転勤族の奥様方は1カ月ぐらい先に転居するよう言われることには慣れているでしょうから、多分、『一カ月で荷物まとめて出てって』って言われても対処できるように持ち物をセーブ出来ていると予想します。
『私こういうの慣れてますもの♪』って慢心されてしまったら注意して頂きたいのが、ご近所付き合い。よく居るタイプの転勤族が2年ぐらいのサイクルでどんどん入れ替わる都会の賃貸マンションだと、退去のご挨拶もサクサク進んで楽に出られると思いますが。(1)転職や転勤をあまりしていない、(2)自分の感情最優先で行動し、(3)悪意はなさそう…ってタイプの方と仲良くなっていると、色んな計画が狂うことがあります。
『もう一緒に出来るの最後だから』って言って突然来る…のが一カ月で数回とか。かなり梱包しづらい形状の飾り物を『ここでの思い出に』って出荷間近に持って来るとか。引っ越しのベテランだと驕っていた私の梱包作業が最後徹夜になったこともございました。考えられる対策は、情が深いお友達には丁寧にお願いする形で、『もう時間がないけど記念の食事会だけは〇曜日に(一回だけ)したいの、ワガママ聞いてもらっていいかしら?』って言ってみるとか、どうかしら?それも色々面倒なので、ご近所さんには、『感じ悪くない程度に淡泊な人』…という印象を付けておくようにしております。むしろ、『薄情そうで感じ悪い人』って思われている可能性大ですが、何か?