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Author:不動ゆり子



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敷地内格差と(旧)スキップフロア

南東角地の敷地に建つL字型のマンションであれば、お住み替えご検討中の方が、『肌寒い季節の午後も温かいのはこちら側のお部屋かしら?』…なんてイメージしながら見上げているかも知れません。南向きバルコニーの棟と東向きバルコニーの棟とでは日当たりも違ってくるであろうことが、外から見ていてもよくわかることでしょう。

同じ敷地に建つ同じ名前のマンション内で、外から見ているだけでは分からない違いを持つ場合もございます。オートロックでない棟やらエレベーターのない棟やらが含まれている場合など。『前回内見していい感じだったマンションで違うお部屋がもっと安く売りに出てるからコレにしよう!』って飛びつく前に要確認!内見ご案内した不動産屋さんが安い方のお部屋を紹介しなかったのは、お客様の出した条件に当てはまらない側の棟だったからかも知れません。そのエリアに強い営業マンなら、『〇棟はエレベーター有り』…なんて情報を持っているかも知れないので、条件を伝えておいて下さいね。

エレベーターの有る棟でも、それが停止しない階がある…可能性もございます。『スキップフロア型マンション』というタイプのもので、エレベーター停止階以外はフロアまるごとスキップしてしまう(止まらない・扉を開けてもらっても困る)マンションが、あまりバリアフリーを重視しない時代に建てられてきました。停止階は、1階・4階・7階・10階・12階…ってものが多そうです。階段を各駅停車に例えるならば、スキップフロア型マンションのエレベーター停止階は、快速停車駅みたいなイメージですね。

『通過とか意地悪しないで全部止まってよ!』…って思われちゃうかもですが、停止階でないことのメリットはございます。通常、エレベーターに乗るためによそのお部屋の玄関前の共用廊下を通るように設計されていると思いますが、エレベーターがない場合、最寄りの階段まで出られたら良いのであって、窓のすぐ外を近所の人が歩けるようにする必要がなくなります。こうして、停止階には有る外廊下が無い分、スキップ階では各部屋が南北両面バルコニーを持っている事もあります。集合住宅でありながら通風を確保しやすく、どの部屋も寝室として使いやすいというメリットがございますね。

わざわざ記事タイトルに(旧)などと付けたのは、今時の『スキップフロア』とは、一戸建てにお住まいの方が中二階みたいなスペースを作るためのオシャレなリフォーム仕様…みたいに言われているみたいなので。昔は、特定の階にお住まいの何世帯もの方がエレベーターにスキップされてしまう、全階には停止しないエレベーター付きのマンションのことを言っていたのだ…ということをお伝えしたく、記事にしました。

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