思うところあって雇用契約更新はしないことを宣言しておきますが、期間満了までは勤めあげますので後任者を探しておいて下さい…ってお願いしておりました(だいたい私が不動産屋さんのお店を替える時はこのパターン)。一カ月以上先でも待って下さっている次の勤務先にこれ以降はご迷惑をかけられないので、この宣言はなるべく早い方が良いです。次が見つかるまでの期間+業務の引継ぎの期間が長引いても困りますから。
『付き合い切れないなぁ』…と、私が思うからと言って後任者まで同じことを思うとは限らない訳で。蓼食う虫も好き好きとか申しますし…とは言うものの、何か嫌な役目を交代して下さる方が居るのは有り難いもの。相手の立場になって、わかり易さ最優先で優しくお伝えして参ります。たまに、『図面のことなら〇〇さんがお詳しいですよ。もちろん、他の方もご存知のことでしょうけど、
聞き易さからも、何か困った時には〇〇さんがお勧め。』…なんて、しばらく働かないと気付けないコツもコソコソ引継ぎます。
朝出社した時から気になってましたが、いい加減、『FAX済』スタンプを取り返さないと、作業効率下がりっぱなしで困るんです。出した物を元の場所へ返したがらないのは、だいたいお局様。『見かけませんでしたか?』って話しかけてみると、いつものように怒鳴られました。『不動さんが昨日変な所に持ってったんじゃないのっ!?』事実確認せずに怒鳴る癖はすぐに直す方が良いとは思いますが、私にはもう気遣い不要です。後任者がぽか~んとした顔で見ているところでするのだけ勘弁して頂きたいのです。私より先に逃げ出されたら、今までの引継ぎが無意味になってしまいますから。
『あちこち探しましたが見当たりませんでした。けど、もう一度探してみます。』…なんてことがあったのは午前中。午後になって後任者が小声で話しかけて来ました。『無かったはずのスタンパーが戻ってるんです!』これも平常運転。『問題解決ですね^^ああやって、「知りませんか?」って声をかけておけば、最終的には出てきますから。』なぜか代償として最初に無意味に怒鳴られるって法則もございますが、何か?
『私たち3人しか居ませんでしたよね?』って呆れ気味にどん引きした顔の後任者に、『備品が出て来なかったかったことは無いから大丈夫ですよ~。』って適当なことを伝えて逃げ切れました。お局様が、『下っ端時代は長く居座る人がいっぱい居たのに、私の上の人が退職してからは、人がどんどん入れ替わっていくのよねー。』って仰った時には、『あ、自覚あるんですね?』って言おうとしたけど、控えておきました。反語の下半分と同様、わかり切っていることは言わないのが美徳なのかなって?そういうところが嫌でみんな離れているっ…て気付いてない訳があるでしょうか?(いやない。)