就職氷河期時代が大学卒業する頃だった不動ゆり子です、こんにちは。最近は景気が良くなってきているのでしょうか?『ほとんどの学生さんは大手に行くから人が集まらない』って声を最近よくお聞きしますが。大学卒業した頃が好景気だったという世代の方が新人パートさんとして入って来られた時に、色々面白いエピソードを聴けて楽しかったのをよく覚えています。どれも夢物語のようにゴージャスな実話でした。
『…だからね、この不動産会社では当たり前に個人が持ってきたボールペン使って仕事するとか、ちょっと信じられないのよ。私が現役だった頃じゃ聞いたことないわよ。』会社の備品を補完する所に、そういうどこの家庭でも余ってるような文房具は全然在庫されてなかったから、それが当然なのだと思ってましたが、会社が業務上必要な文房具を全て支給してくれるのが当たり前の時代もあったんですね。いい時代で羨ましい…。
これは強制じゃないし、私以外にそうしている方を見かけた覚えがないので私も強制しませんが。自宅に余っている(…のがおかしいって?)大学ノート(細かい字の読み書きが得意な方ならもっと小さいサイズでもいいけど)を、業務を覚えるために一冊持ってきて、おうちまで持ち帰って復習すると、新しいお仕事を覚えるのが早くなります。書いてある内容によっては通勤電車の中で開けないし、『〇〇さんは本来〇〇だったけど〇〇の事情で今は残念ながら〇〇…』なんてことは、社内でも開いて読めないので、固有名詞も特定できないような暗号で書いております(…脳で記憶しておけって?)。
その程度に覚悟は出来ていたので、採用通知と共に、『勤務初日は筆記用具持参でお願いしますね。』って言われた時も、当然にそれぞれ記名済みの大学ノート1冊とボールペンを持って出勤してきたものです。『最初から雑用で悪いけど、コレ〇部ずつ印刷してホッチキスで留めてってね。』って言われて、キョロキョロとホッチキスを探したのですが、見当たりません。『不動さんホッチキス無くて困ってる?私の使ってくれていいわよ。』って言われて個人名の書いてある普通のホッチキスをお借りしました。
通勤カバンに入らないような大型の製本用ホッチキスとか、業務専用っぽいのは経費で買ってあるみたいですけど。『僕はホッチキス持ってないけど針はいっぱい持ってきてるから足りない時はいつでも言って下さい。』って言って下さる方も居たけど…翌日、記名済みホッチキスと針を持参してきました。翌々日はハサミ(より美しく
帯替え 作業をなさりたい方ならカッターナイフとカッターマットも忘れずに持参すること推奨)。次の週は自宅に一本しか無かったから買い足したのり。経費削減に貢献すべく『筆記用具持参』…どころか、『文房具持参』しまくることになりしたが、何か?
あとがき:不動産屋さんで働く上で必要と思える物について、『
不動産屋の七つ道具 』ってカテゴリーに七つの記事を入れてますが、ボールペンとホッチキスと芯とのりと…って無駄に増やして記事を10以上にしたくないので、このままで失礼しますね。