ハモやウナギは好きだけどヘビを好きになれないのは何故か?美味しくないから?怖い映画に出てきたヘビの姿が原因のような気がします。大蛇が…舌をペロッと出してカプッとしてくる映画ではなくて。牛やら人やら大きな生物に巻きついて絞め殺すという大蛇(アナコンダ)が本当に居るらしいのですが、大きな体をグルグル巻きつけられるなんて、中の人かわいそう過ぎる!という強烈な印象を受けました。それでとぐろ巻きに良いイメージが無いのでしょう。
不動産業界には大手不動産会社が何社もありますが、数では小さな町の不動産屋さんの方が多く存在するそうです。大手が都会のターミナル駅中心に活躍、小さい所は地域密着でコツコツ活躍、という具合に、住み分けてきたような気がします。特に小さい所は自社だけで完結できるように溜め込むような営業スタイルではなく、同業他社と協力してコツコツ進めていく営業スタイルをとる所が多くて、近所の不動産屋さん同士が仲良く交流する姿が私は大好きです。
本当は地価の高い所にある物件の方が一度の手間でたくさん稼げるはずですけど、目立つ所に目立つ看板が有るとお客様は大手にしか目が向かないでしょうし。大手がカバーしていない地域でコツコツ地道に働くことで生き延びてきたのだと思います。どんな業種の会社でも、設立時に定款に混ぜておこうとする事業が、『不動産の売買、賃貸、管理』。書いてあるだけで特に何もしていない所がほとんどだと思いますが、『経営多角化』と言って本格的に不動産業も始める会社が出てきたそうです。個人経営レベルの小さな不動産屋さんが頑張っている所で。
都会の大手と戦って勝てる訳ないから来るのでしょうけど、小さい所から見ると、大蛇にぐるっと囲まれたような威圧感を覚えます。地元の資産家が町おこしのために全財産を注いで起業したというなら、既存の小さな所がたくさん潰れたあとで同じ事業を続けるであろうことは想像できます。これが、『今は不動産が儲かりそうだからやってみよう』って進出してきて、『そろそろ本業に集中しようかな』って撤退することになったとしたら、町はどうなるのか。お世話になってきた町が将来荒廃することを避けるためにも、小さい所同士が支えあって踏ん張るべきなのか。
どうすれば支え合えるのか?『
客付け してあげるから持ちこたえてよ。』って言えばいいのか。フランチャイズだけど別会社の人同士がペアルック着て大手っぽい雰囲気を醸し出すべきか。正解が見えて来ません。頂いたご相談メールで、『金色のジャケットに似合うボトムスは何でしょう?』って有ったのを、『黄色のライフジャケット』と読み違え、『ニッカ?』とひらめいてしまいました。袖付きジャケットとしても、コーディネイトの正解が思い浮かびません。正解コーディネイトが有れば教えて下さい。でも、真似したら上下共お揃いになってしまう?…悩み中です。