ある業者さんについて、『営業マンはいい人なんだけどね~』って話題になることがございます。この場合のいい人というのは、彼が家族を裏切らないことを保証するとか、彼が弱い者いじめしないことを私は確信するとかいう意味ではなく、『私に不快感を与えることはなさそう』…程度の意味です。
この話題になっている営業マンがどのようにいい人なのかは問題にしていません。営業マンはいい人だけど…って評価されるということは、営業マンの人柄以外の面で、取引先に不快感を与える不動産屋だと思われていることが問題です。それが仕事の質である場合は、営業マンもっと勉強しなさいとしか言えませんが。意外な落とし穴、それはパートであると思われる事務員かも知れません。
お金を稼ぎに行く営業職には高い報酬を支払って良い人材を確保しようと思うでしょう。彼らの外出中に留守番させるだけのパートにお金をかけたくないという気持ちはわかります。営業職が居ないような昼間に電話すると、ひどい対応のオバサンが出てくることがあります。会社同士の付き合いなら私もガマンして付き合います。
エンド 客が『折り返しお電話下さい』って言ったのに営業マンには伝わってなかった…という場合、『今後ここには任せられないな。』って思うはずですが、何か?
電話番とか受付とかに良い人材を確保出来ていない恐れがある場合、せっかく営業マンの接客が上出来でも、お客さんは入り口の所で引き返してしまいます。それを防ぐための手段を何度か目にしました。【携帯電話ですと、いつでも素早く対応できます。】社名や会社の連絡先を隠すと怪しいけど、そちらに連絡されると雑な応対をされるかも知れません。こう書いておけばお客様は会社経由ではなく携帯電話に直接連絡してくることでしょう。…これってパートの接客に不満が有るってこと?
【携帯電話の方が不快感を与えない応対が出来ます。】…とは書かれていませんでした。単純にスピードとかレスポンスの良さを強調したかったのでしょう。うん、きっとそう。それはさておき、私からの提案です。接客スキルの高い人を募集するのにはお金がかかりますが、不快感を与えない程度の応対方法を教えるのに一日もかかりません。お店の収入を減らそうと思って接客しているのではないので、最低限の研修は受けさせて下さい。パートの先輩の対応を横で見ていて時々思います。