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Author:不動ゆり子



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芸の幅を広げるべく、コストパフォーマンスの高さを武器に転職を繰り返して不動産業界を漂ってます。

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寝過ごした?

おはようございます。のんびりし過ぎたみたいですが、まだ寝ぼけている感じです。いい夢を見ていて起きるのがもったいないような…。自分のブログを見て、放置ってだらしないなと反省して少し目が覚めてきました。広告がうるさいですね。そんな中でもご訪問頂いた皆様に感謝します。

長い間、何をしていたのかと言うと、不動家周辺道路が渋滞するほどたくさんの友達が押し寄せ…盛り過ぎました!少数精鋭(ものはいいよう)のお友達と会って機嫌よく過ごしていました。どうせなら一人一人ゆっくり話したいと思い、重複を避けてこちらで時間指定してしまうことにしたのです。

忙しそうな人を優先しようと、シングルマザーになった友達の都合を聞いてみました。『いつでも大丈夫♪』とのこと。なんで暇なんだ?って質問は会ってから遠まわしに聞くことにしました。昼間のパートだけだと生活が苦しいから夜にもバイトするようになり、時給が安すぎて昼間に働くのが馬鹿らしく思えて、夜一本に変えたそうです。現役で稼ぎ続ける女性は綺麗だなと感心しました。

昼間のキャリアウーマンって連休の中日とか暇なんでしょ?…という私の読みは甘かったようです。『ゴールデンウィーク全部使ってその前後も有給消化しながらずっと海外旅行よ。』そして、一番暇だと勝手に思ってた専業主婦が一番多忙だということに気付きました。私が汗だくでチラシ刷ってる不動産屋の近くのエステに通っていてピアノ続けてるってことは把握していましたが…。『バイオリンの発表会前だから○曜のレッスンは休めないし、ジムのスタジオにお気に入りインストラクターが入る○曜には予定入れたくないのよね。あと○曜は…』暇な同級生ってなかなか居ません。

それぞれの今の話や昔の話、それまで何があったのか話している時間はあっという間。職場で仕方なく居合わせて喋らなきゃいけない相手と違って、たくさん居た同級生の中で特に気のあった友達だから、一緒に居てとても楽しいと思えるのでしょう。それぞれ歩んだ道は違うけど、若い頃から気のあった友達とは環境が変わっても気が合います。当ブログ、なるべく職場っぽい雰囲気で記事を書くようにしているつもりですが、これでリラックス効果は出るのでしょうか?やっぱりお仕事好きなので、そんな効果は狙えそうにありません。今後もマイペースに書いていきますが、何か?

ズルいチラシ

はじめにお断りしておきたいのは、女性の用いる言葉には癖があるということです。自分より胸囲が1センチ大きな女性や自分より目が1ミリ大きな女性が何のインチキもしていない場合であっても、ただ自分と比べて優良であるという理由をもって、『あの人ズルい』って言うものなのです。私は実在する特定の不動産屋さんのチラシをズルいと言ってますが、違法性を指摘する趣旨ではありません。男性の用いる言葉に置き換えるなら、『羨ましい』…という意味になると思います。

黒色、青色、赤色、緑色。インクは4色ございます。でも、いつも同じ2色しか使わないので発注するのもその2色のみ。印刷機の仕様で同時に使えるインクは2色まで。チラシを4色カラー印刷にしたければ、2色印刷したあと乾かしてインクを交換して、後日ズレが生じないように別の色の部分だけ印刷し直さなければいけない…と聞きました。時間と手間がかかる割に大した効果ないでしょ?って思うと出来ませんが。うまいこと3色カラー印刷されている不動産屋さんのチラシを見ると、『ズルいな~』って思います。やっぱり2色より表現の幅が広いと思うので。内容で勝負するほかない?

『不動産を売らずに顔を売るチラシ』って時々見かけます。営業マンの顔をまず覚えて頂く趣旨でポスティングしているのでしょう。間取り図も好きですが、時々営業マンのお顔を凝視することもございますよ。ハンサムじゃないけど、ストライク!なお顔ってあるんですよね。うまく言えないけど、『昔はだいぶやんちゃしてました。今は人の痛みのわかる、優しい男です。』…みたいなストーリーが見え隠れするお顔、大好き!一色刷りでもその人生をイメージできます(思い込み?)。物件じゃなくて営業マン目当てでオープンルームに行くこともあります。本物と会って話せるのですから。

チラシに載ってる似顔絵ってみなさん専用のソフトを使っていると思いますが、結構本人に似ています。会った瞬間、『あ、チラシの人だ!』ってわかるぐらい(…そのためのソフトを買ったんだって?)。だから会ってガッカリすることは無いはずです。『わりと格好いいかも?』って似顔絵の営業マンは本当に格好いいはずです。『わ!俳優さんみたいにハンサムだ!!』ってチラシも配られていました。慌ててオープンハウスをチェックしかけましたが、もう一度見てみると、本物の俳優さんと同じ顔。…イメージキャラクターの俳優さんの顔写真をわざわざ似顔絵にしないでよ!会える営業マンの顔を出しておいてよ!って文句を言いたくなってしまいました。あれ、ズルくないですか?

清き一票を♪

寛容で快適なさま

お年頃になった女性は、『若い!』って言われると喜ぶものです。もちろん、その逆を言われると怒ります。私が耳にした最年少のお年頃発言は、『はぁ、いやになっちゃう!人生最後のひとケタがあと三日で終わりよ。』って言ってくれた小学四年生女児です。彼女よりだいぶ年上ですが、私の同級生なのに全然そう見えない、若々しい友達が居ます。さりげなく流行を取り入れてるから若く見えるのかしら?そもそも、エステとジムに通う専業主婦と並ぼうとすることが無謀なのかしら?

不動産屋さんで転職経験のある営業レディーの中には、不自然に厚化粧気味な方がおられます。さりげなく若々しいメイクなら若く見えるのですが、ギャル系と呼びづらい感じなのに不自然に圧塗っていると、『口が裂けても年齢は公開できません!』って宣言していることになるので、損していると思います。彼女たちの若く見られたいという意思は明確なので、『え?そんな大きなお子さんいらっしゃるように見えませんでした~。』とか、『若く見えてますよ』という意味のことを言ってあげると喜ばれるのでお試し下さい。それが原因で不自然な関係になっても私は責任を持ちませんが、何か?

厚塗り営業職のことは一旦忘れて、若々しい専業主婦との会話に戻りましょう。爪も髪も服も、さり気なく上質で若々しい彼女ですが、マダムになりきらない若々しい言葉遣いも若く見える要因になっているのではないかと、分析しました。よし!私も若々しい話し方で彼女の同級生にふさわしい会話をしてみようではありませんか。不自然に聞こえないように気を配りながら頑張ってみました。

『ね?ゆり子がさっきから言ってる、【Pilo-Pilo~】って意味が全然わからないんだけど?』『あれ?寛容かつ快適とかプラスイメージを意味する流行語がPilo-Pilo~って言うんじゃなくって?』『いつどこで、Pilo-Pilo~なんて言い方する人が居たのよ?』見た目も中身も若い人が多く働く不動産屋さんのチラシでよく使われてたんですけどね。ごそごそ…。『ひろびろ物件!LDKは15畳☆』『これもひろびろ☆二部屋をリノベーションしました♪』『ゆり子…ソレ、【広々】って書いてあるよ!』

知ったかぶりで恥をかいた相手が、本来気の置けないはずの友達1人だけで済んで良かったと思いました。やっぱり無理に頑張るとおかしくなっちゃいますね。そのあと、『ゆり子は学生の頃から全然変わらないよね~』って言ってくれた彼女の優しさに、泣けてきました。学生の頃と違って見えるのは当然のことです。厚化粧でない年相応の言葉を使っていこう、と、私は心に決めました。

清き一票を♪

隣地最強論

不動産屋さんのコワモテを怖いと思わなくなりましたが、顔に慣れただけで私はまだ業務に慣れていないのかも知れません。考え方が…素人なんですよね。営業マンなら常識としてご存知と思いますが、『まず、隣地所有者に売ってみる』。これが未だに受け入れられないようです。

老朽化した二戸一軒住宅の片側とか、媒介を頂いてから丁寧な図面をパートが作らせて頂く前に契約予定になっていた…なんて話はよくあるものです。その土地を欲しそうな人が見えるのですから、購入を持ちかけるのは当たり前。不思議なたなぼた案件ってのがございまして、『コッソリ隣地を買いたい』ってお客様が飛び込みで来られました。物元業者 さんに、『名乗りたくないらしいお客さんですが、どうしてもその土地を買いたい事情がおありだそうで…』と、曖昧な 物件確認 をいたしました。それはそうと、この物元さんは何故、隣地所有者にお声掛けしていなかったのでしょう?

職場でそんな事例をいくつも見てきたので、『隣地所有者は買ってくれがち』っていう常識も理解していたはずです。でも、『買ってくれた理由は理解できるけど納得できない』って思ってしまう私は、まだまだ素人感覚なのかな、と。共に便利な街で育った友達と話していて思いました。まず私が空気の良い町を目指して北上し、友達は誘惑に釣られて南下し、お互いに離れ離れになっていましたが、お互いの祖父母(田舎のおばあちゃんでなくて、都会のおばあちゃん)が住んでいることもあって、よく戻ってくるのです。『街の顔ぶれもちょっと変わったよね。そうそう、知ってる?』

古かった家はそろそろ建替える時期。誰それの住んでた家は解体されて違う人が住んでいる的な噂話のあと、『理解できるけど納得できない』という話を持ち出しました。『独立した子供が家庭を持ったので家を建てたがっている』っていう事情は理解できるし、『実家が近いと嬉しい』って気持ちも理解できます。それが隣地なら最高でしょう。ただ…。『あんなことがあった土地なのに…。』

でも、隣地が最高の立地という事実は変わらないし?私は片方の実家に近過ぎる所に住むと角が立つと思っているので実家の隣地に家を建てたいとは思わないでしょう。片方の実家だけ便利な街に有れば角も立たないのでしょうか?兎にも角にも、更地渡しにすると言えば隣地所有者が買ってくれがちということは理解できました。じゃあ、角家よりも隣地の多い、真ん中の家の方が価値が高いの?素人感覚を捨てられない不動産屋のパートには、わからないことがまだまだございます。

清き一票を♪

気の合う先輩

不動産業界では人の入れ替わりが多いので、印象に残らないまま消えていった営業マンも多いものです。活躍されてからいい所に転職していった方なら印象に残りやすいものですが…。パートの入れ替わりの激しい不動産会社もございましたっけ。美人ばっかり採用するのにお局様が苛めてスグ辞め…十人ぐらいスグ辞める美人が続いたのち、そうでない女性を採用してみたら長く持ちこたえた…って話は印象的でした。今回は、どちらのパータンでもないけど記憶に残ったお話。

社員がどんどん辞めていく中、見かけ倒しな人の入社が続き、ついに、『ダメっぽい』雰囲気の若い男の子まで入社してくるようになりました。褒めるべき所のほとんどない子だったけど、インパクトは大きかったです。女性の居る職場というのが嬉しかったらしく、やたら機嫌良かったのが印象的でした。『女の人と同じ空気が吸えるだけで嬉しいっす!』って気持ちはわからなくないけど、女性にとっては気持ち悪い発言。だから女性から不評でした。仕事出来ないから上司からも不評でした。

でも、1人だけ気の合う先輩が居ました。淡々と業務を処理していく先輩と、モテない新人くんの共通点って何?女性の趣味が同じなんですって。お世話になっている女優さんが全部同じなのだそうです。お宝DVDを披露したり…貸し借りする姿は見たくないけど、趣味の合う人が社内に居ると楽しいという気持ちは理解できます。先輩も仕事でカツを入れて欲しかったものですが。

何の成果も出せないまま新人クンが去る直前、彼がまさかの言動に出ようとしているので、止めに入ることにしました。確かに若くてカワイイけど、挨拶以外の会話をしたことない社内の女性に、退社目前で唐突に【告白】するって変でしょう?彼はこれ以上、恥をかく必要はありません。『大っぴらに言うべきでないと思って黙ってたけど。若くてカワイイ彼女は、先輩と付き合ってるからね。』

『せっかく若い女の人と出会えたと思ったのに…。』うーん、職場でせっかく気の合う先輩にかわいがってもらえたんだから、仕事のコツとか学ぶ機会だったと私は思います。営業マンはある程度仕事出来ないと社内に残れないし、社内恋愛はよっぽど仕事が出来るようになってからですよ。

清き一票を♪

相続=悪ではないけれど

元新興住宅地、空家と独居老人が増えて寂しい雰囲気。…になっている所が有るので、建てよ増やせよと開発しまくればいいってものではないと思います。通勤至便な駅徒歩圏の某住宅地を久しぶりに訪れてみると…マンションと幼稚園と保育園と診療所とスーパーが増え、店舗も若い人の喜ぶ業種に入れ替わっています。この町で育った子供達が家庭を持って戻ってきたのでしょう。昔は簡単に横切れた道で何分も信号待ちしつつ、不動産が転生したみたい…と、しみじみ思いました。

実際に輪廻転生したのは、地主さんだったと思いますが。別に土地所有者がどうなって欲しいとかまで思いませんでしたが、『ここだけ草ボウボウに残っててもったいないなぁ』って気持ちは抱いていました。財産を切り売りしないと食べていけない…ってこともない人だったのかしら、何に使われる訳でもない土地が長いことございました。失礼ながら、長生きされたよね…と、振り返りました。

昔の子供たちは草ボウボウの空き地でウサギを放して遊ばせたり、花輪を作ってあげたりしながら機嫌よく(他人の土地で)遊んでいたものです。立ち入り禁止とか言われてなかったし、それが地主さんの望む様子だったのかも知れません。或いは、土地を持ち過ぎていて、そこはどうでも良かったのかのかも知れません。今の子供たちは、草ボウボウの空き地みたいにひっつき虫をお持ち帰りしなくて済む、最新遊具の揃った 児童遊園 で機嫌よく遊んでいます。それが地主さんの相続人さんの希望なのか、開発業者に売却したあとのことまで関心ないのかは、わかりかねますが。

大工さんが自分で住むために建てたのに住んですぐ退去した築浅中古戸建に住んだことがあります。建物は良かったので隣町に引っ越した大工さんに文句を言う気にはなりません。ただ、隣の家のオバチャンが強烈でした。先日、久々にオバチャンを見かけたので挨拶すると、特別おしゃべりな人だったのに会釈のみ。歯が抜けて喋れなくなったそうです。静かになったオバチャンには長生きして欲しいと思います。オバチャンに何かあっても近所には何のメリットもございませんから。

清き一票を♪

庭付き新築一戸建てに未練なし

『もう前に来てくれた時みたいな立派な家に住んでる訳じゃないよ。』『わかってる。築30年超の西向きアパートでしょ?』『あれ?そこまで話したっけ?』『送ってくれた写メ、不動産屋ならわかる背景だったから。』友達の住環境の落差が激しいことを知ったのは、そのメールを受信した日でした。

『人生の中で立派な家でいい暮らしをしていた時期があったというのは事実だし、思い出は思い出として大切にして、前向きに生きていこうよ!』『私は建物にそんなに執着しないからなぁ。今の方がよっぽど幸せだと本当に思ってるんだよ。』外車乗ってた人が軽自動車に乗るようになっても?


立派な家から徒歩30秒ほどの公園まで一緒に向かった時刻は、彼女が毎日私にメールを送ってくれる定刻の15分ほど前でした。幼稚園から戻った子供がママにカバンを預けてお友達と遊んでいます。当時の日本人女性の髪は限りなく黒に近いこげ茶で、集まって話しこんでいるママたちを遠目に見ていると、『黒山の人だかり』という言葉を思い浮かべました。『これから長いよ。座ろう!』

黒山から離れたベンチに二人並んで腰掛けて、遊び続ける子供たちを見ていました。…飽きます。長文メール書くのにちょうどいい時間かも知れません。ママたちが私たちの方を向かないのを良いことに、ママたちを観察してみました。『地味に見えるけど若そうね。』『全員私たちより年下よ。』

普段はベンチに一人、無言で待つようです。遊び終わった子供が一緒に家に入る時、『父は今日お仕事ですので。』と言って頭を下げました。パパが不動産屋さんなら水曜不在はヘンかも知れないけど、君のパパは土日だけ休みのはず…。毎日パパの帰りが遅いのは仕事が忙しいからなのだと、自分で自分に言い聞かせているようで心苦しかったです。『お仕事だから、仕方ないよね。』

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浮気もろバレの旦那は、建てたばかりの家の壁紙がヤニだらけになるのはダメだと妻に文句を言っていたそうです。彼女は換気扇を回しながら隠し灰皿を取り出しました。『ぷはぁ。窮屈な思いして暮らしてるのよ。』『ねぇねぇ?金髪やめて黒く染めたらママ友達とお喋り楽しめるようになるんじゃない?』『絵に描いたような平和な家庭の主婦たちと何を話すのよ?ぷはぁ。』せめて同学年だったら昔流行ったアイドルとか共通の話題もあったのにな、と、残念に思いながら聞いていました。

子供はキレイな顔以外はママに似なかったようで、上品な黒髪のままグレずに成長しています(…失礼!)。立派な家のLDKと比べて広いとは言えない居間には灰皿が鎮座していて、彼女はバイト前にのびのび一服しています。『入れ物より中身!親子揃ってそこそこ幸せに暮らせることが大事なのよ。』手数料の高い物件を仲介するだけが幸せへのご案内になる訳ではないようです。

清き一票を♪
画像だけですが、お土産おすそわけ!

面接慣れ

物件の価格変更が有れば速やかにレインズにアクセスして変更しておく係とかしていると、パスワードとかパソコンには覚えさせない設定にしてますけど、指が勝手に動いてくるようになりません?或いは、さて車で出かけようって思ってから発車するまでの一連の動作って、思い出したりしないで体が勝手にシートベルト締めたりエンジンかけたりハンドブレーキ解除したりしてますよね?

またお店変えようと思って次の不動産屋さんで面接受ける時も、そう。支店長でもない年上の女性が面接官の時は、『彼女に嫌われたという理由をもってパートさんが退職に追い込まれたという過去がありそう』って思って、男性面接官に喜ばれそうな…可愛げのあるオバサン…はずかし…っぽいふるまいは消します。『既存社員を教育して欲しい!』…って言われれば熱血教師のような顔で、『 頑張ります!』って使い古されたフレーズで答えますけど。新人のパートが仕事を教わる前にそんな顔するのは得策ではないので、面接限定のヤル気顔。これも自動的に作ってきました。

それでも採用と不採用の差は大きいと思いますし、極力目を覚まして頭フル回転で面接に望むつもりでは来ています。ただ…その不動産屋さんの面接担当官を拝見して調子が狂ってしまいました。中年の店長がイケメン営業マンを連れて来られたのです。『すみません、面接は店長の私がすべきですが、実際に指示を出すのはこの営業マンからなので、私たち二人で面接しても構いませんか?』『^^はい、もちろん。』小太りの中年が左側、俳優似の長身が右側に座りました。

『…じゃ、そういうことで。来週からよろしくお願いいたします。』(…ヤバッ!どんな話をしていたんだっけ?)『はいっ!こちらの方こそ、よろしくお願いいたします。』特に記憶に残らないということは、予定調和な内容だったということでしょう。面接が上の空だったのは、あの指のせい。自動的に答える時は相手のあご辺りを見ていたはずだけど、机上に組まれた指の記憶しかございません。

短く切り揃えられた清潔そうな左手の爪。対照的に、お琴に例えるなら山田流という感じの先の尖った長い右手の爪。(ギタリストの指だわ。)その指でどんな曲を弾くの?クラシックギター教室の生徒さん?或いはバンド仲間とスタジオに入ってるの?モヤモヤは早く解決したいので就業してスグの頃に小太りの中年…もとい、ギタリスト店長に質問しておきました。『あれ?ギター弾くとか話したことなかったよね?』初対面で指を見てわかったと言って少し気味悪がられましたが、何か?

清き一票を♪

本当の退職理由

その不動産屋さんに採用されてから知るのが、パート前任者の退職理由。まあ、建前上の理由は面接の時に聞かされますけど。『パソコン入力の苦手な方で、時間がかかり過ぎるので雇用契約を更新せず、交代で入力スピードに自信のある方を募集することにしました。』…とか。

私の試用期間も過ぎて慣れてきた頃に、だいたい事務職の方から本当の理由を教えて頂くことが多いです。複数証言を総合するに、どう考えても前任者の就業態度が悪過ぎるのが原因…ってこともよく有る話です。全然パソコン操作と関係ないのに?…ってそういうのに慣れないうちは思ったものですが。面接受けに来た人に社内に居たみっともない従業員の愚痴を聞かせる行為も恥ずかしい…ってことで隠蔽していたのかな、と。部外者扱いから昇格したことを喜んでおきます。


若い方でも就職が難しい時代になったんですね。未婚女性でパートという方にたまにお会いします。既婚のパートですら、『私より楽な仕事だけして私の主人と同じぐらいのお給料か…』って羨ましく思うことは正直、ございますよ。正社員に楽をさせるためにパート採用制度があるのでしょうからそれを言っちゃパートの存在意義がなくなる…とか、気にいらなければ私が辞めて出て行くことで関係なくなる人たちだし…とか、思って納得しておきますけど。まあ、腰掛けみたいな感覚。

『きちんと就職したいから』って理由で辞めた未婚パートさんは、次の就職先が決まっていないとおっしゃっていました。『これから本格的に活動されるんですね、きっといい所に落ち着けますよ。』って言うと、『あーあ、この人何もわかってない』って顔をされてしまいました。そこで何らかの不満(同年代未婚女性と待遇が全然違うこと?同じ待遇の女性は既に年貢を納めて落ち着いているのしか居ないこと?)が有ったのだと気付いたのですが、具体的に何だったのかはわかりません。

私も就職活動すると言って辞めたことがあります。直後に別の不動産会社のパートになりましたが。会社の体質なのか、組織の運営がいい加減で、出される指示もいい加減。コロコロ変わる方針に呆れて関わりたくなくなったのが本当の理由ですが、そこまでハッキリ言えなかったので。

だいたいのパートさんはご家族の都合で退職することが多いですが。事務員さん(多くは正社員)と仲が悪くて前任者が辞めた分の補充で私が来た…って(部外者扱い期間経過後に)聞かされることはございますが、同じ理由で同僚が先に辞めた例は思い出せません。結構ひどい扱いをする会社だったのになんでかな?って考えてみましたが、常にパートで一番短気な私が前面に出て戦い、最初に辞めるからですね。変な退職理由を作って欠員補充の言い訳に使われたのでしょう。

清き一票を♪
フットワークの軽さという最大の強みを面接でアピール出来ませんが、何か?

縄伸び&縄縮みでFinish

『何か面白いお話、聞かせて下さいよ~♪』//////。『昼間からソレは、大っぴらに笑えません。もっと、不動産屋さんならではの。』『俺を仲介業者扱いしないでよ。今までの地上げの経験から為になる話を特別に教えよう。』『そういうの、好きー!』かわいがって下さったおじさんとの会話です。

『今、○○が建ってる所ね、地上げしたの俺なんだよ。その時のお話ね。覚えとくといいよ。』『へー。』ナニナニ?足元見てひどく値段を吊り上げてきたバアサン相手に四苦八苦してきた?…で、よくよく考えたらそこじゃない方の土地を買えば用が足りるじゃないということに気付き、欲張りなバアサンには一銭もお金を払わず、違う地主さんにそれなりの価格で売って頂いて終了…と。欲張り過ぎると何も得られませんよという教訓で為になるお話は、特に面白く無いと思いますが、何か?

『あっ、足りない?こんな話も覚えておくといい。為になるから。』ナニナニ?居続けると言い張る人と、ここで建てたいと言う人は、二人だけだと対立し合ったまま。そこで地上げ屋さんの出番です。『それぞれに聞いて欲しいこと、強く思っていることってあるんだ。その両方を、俺が全部聞いてあげる。そしたら心を開くでしょ?(以下省略)』…そういうお仕事なんだから当たり前じゃない?

頼んでないのにしてくるお話は下ネタばかり。不動産絡みの面白いのを頼むと特に面白くない訓話を聞かせてもらってきました。『引退する前に、伝えておきたいことがあるから聞いて欲しい!』一種の引継ぎ?『縄伸び。反対語は縄縮み。こういう字を書く。測量する時に使った縄が実は伸びてて(?)あとで測り直したらもっと広かった…ってのが縄伸び。少なめに書いてあったんだ。逆に縄縮みは(以下省略)。覚えといてよ。』素直に覚えましたが、その縄一体どこで使うのでしょう?

聞き流してくれてもいいと言われた話の方が気になります。おじさんから見ると仲介業者はチマチマしてて打ち方がセコい…のだそう。『みんなニコニコとか小さいの狙うからな。地上げを経験したら恥ずかしくてそんなの出来ない。』みんなでニコニコ作ってる卓なんて見たことないけど、あったらカワイイかも。そういう私を『まだまだだな』って言うのが常でした。居なくなると寂しく思います。

清き一票を♪

最後のお仕事

搾取という言葉の意味を身を持って知った不動産屋にて。日給は安いままサービス残業するのが当たり前でした。パートに命じられた仕事を社員が手伝うなんてことは無く、まず肉体的な辛さを覚えました。定刻を過ぎてもコピーが大量に残っていて明白にいっぱいいっぱいの私に、追加で雑用を頼む営業マンもたくさん居ました。それが続いていると精神的にもこたえるようになりました。

そちらで社員全員が敵という訳ではありませんでした。ちょこっと私好みの美味しいお菓子を、コピーを取りに行ってる間に机の上に置いて下さる営業マンも居ましたし。『あっち側の速いコピー機、今なら空いてるよ。』ってこっそり教えて下さる営業マンも居ました。世界中が自分の敵になったんじゃないかと思ってしまうぐらいグッタリしている時に味方が現れた時の嬉しさったらありません。

ただ、そこでポジティブ気分が少し上がったとして、全体的に差し引くとマイナス。精神的なダメージで体もどんどん壊してきて、続けられなくなってしまいました。事務員さんからは、『パートのあなたの先輩で、たったの一日でやめたヘタレが居た。』って聞かされていたけど、私も会ったことない先輩のこと笑えません。影で励ましてくれてたマイノリティーの営業マンたち、ごめんなさい、弱い私で…。最悪な職場環境なのに行動に移すのが遅かった私の判断力がヘタレだっただけですが。

勤務最終日、何人かの営業マンは、『今までありがとう』って挨拶しに来て下さいました。それでコピー済みの書類を綴じる手が止まったこともあり?(もともとの仕事量が多過ぎたんだって!)最後の最後も1時間以上サービス残業でした。なかなか片付かなくてお手洗いにも行けてないし…やっとの思いで逃げるように会社を出ました。それから一分しないうちに、ほとんど私語をかわしたことの無かった営業マンが走って追いかけてきました。会社の外でしか言えないお話でも有るの?

彼、仕事の雑な人で、大慌てでやり直し作業させられたことが何度もありました。もう済んだことなのに、一度は謝りたいと思って下さってたのね…。ちょっと嬉しい気分になって振り返った私に一枚の紙を手渡されました。『これ!道路に面してる方のポストは間に合わないけど、地下のはあと3分だから回収してもらえるし、急いで出してきてね!じゃ、よろしく!』最後の勤務が終わったあとにもサービス残業かよ!突っ込みたくなりましたが、時間が有りません。テンション急降下したまま預かった葉書を投函し、その建物を出る最後の日に、初めて地階のお手洗いを利用して帰りました。

清き一票を♪
お手洗いオチで失礼!最後のガマンが一番キツかったんです><
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