目より下のお顔はデンゼル=ワシントンにそっくり。身長167cmぐらいぽっちゃり目。私にとってはお兄ちゃんみたいな営業マンですが、世間一般から見ればオジサンでしょうね。モテ要素満載ではない外見ですが、女性のお客様に人気です。『土地売って欲しいな~』って下心あって通いつめたお家の主婦から子守兼留守番を任されるって、嫌われてない証拠ですよね?
黒人俳優似の彼(以下、デンゼルさん)は夏場は涼しく見えないというハンディを負っているはずです。『実際、汗かきやすい体質ですよね?』『おーぅ。エアコンの設定温度は相当下げたがるタイプだよ。』そこを手っ取り早く誤魔化しているつもりなのか?ムスクとか何らかの強いニオイを発することで、『はいはい、努力してますから文句言わないでね。』って投げやりなことをするオジサンも多いですが、彼は違います。私の嗅覚ではデンゼルさんは無臭と認識しました。
パッと見た感じ、デンゼルさんは生まれつき夏っぽい雰囲気だけど汗臭い訳でもなくて、何か不思議だけど自然という雰囲気です。私は影で相当の小細工をしていると見破りましたが、その方法がわからないので本人に聞いてみました。『不動産屋は客商売だから気持ち悪いとか不潔とか思われたら終わりだよ。そりゃ、色んな所で気を遣ってるんだよ。』特別に奥義を教わりましたが、門外不出とも言われてないのでブログで晒します。参考にして下さいね。


基本的なことなので、制汗作用と消臭効果の高い小道具のご説明は控えます。それぞれご自分の肌に馴染む物を探してご利用下さい。デンゼルさんは普通の小道具の使い方が特に上手なので、そのお話のみ書きます。用意するのはエアコン付き営業車と木綿のハンカチ(普通のサイズ)。暑い中、徒歩で移動してきたら、一旦エアコンの効いた車内に入ります。汗がひいた頃に出てくるのがコツなのだそうです。『この瞬間の俺、一番爽やかな笑顔になってるから。』
自他共に認めてる爽やかな笑顔で挨拶出来たとして、夏場は何分か過ごすと汗ばんできますよね?『うわー汗出そう。もう出る。出た?出たかも知れない。』って思いながら話上の空で過ごす時の表情は全然爽やかでないはずです。『汗出そう』って思ったら、爽やかな笑顔そのままで右手をポケットに入れてすばやく正方形にアイロンされたハンカチを取り出します。それを半分に折ってお顔が隠れないように気遣いつつ、おでこから垂れてきそうな汗を木綿の吸水性を活かして吸わせ、即座にポケットに戻します。何分かして垂れそうになったら又繰り返します。
暑さでダラけたりせず機敏に動くので、見ていて暑苦しくなりません。『男なんだもん、外歩いてるもん、ダラダラ汗流して何が悪い?冷たい水だせよ、水!』…みたいなこと言わない男性の方が女性にモテるものです。爽やかな気遣いをされ続けているうちに、『自宅に知らない男が居る』っていう不快感を覚えなくなったのでしょうね。美容室行くから歯医者行くから。何度も子守兼留守番をお願いされたそうです。結局その主婦には何も売って頂けませんでしたが、何か?