『
300万って年収の話をしてたのに、なんで物件価格の話になってるんですか?!』って、期待通りのツッコミを頂けて、大満足です。機嫌よく、お給料のお話を書かせて頂きます。
ご主人の扶養範囲内でのみ働きたい方もおられます。住宅ローン減税が適用されるご主人ではなく自分の収入で税金の控除を受ける方もおられるでしょう。時給が百円違うだけで家計への影響が大きくなることもございますし、奥様の見込み年収も計算しておくべきでしょう。
主婦達が入れ替わり立ち替わりやってくる不動産屋さんだと、パートで望みがちな年収の上限を割り出し、一日何時間なら週何日で年収いくら…って数字を把握しておられるので、自分の頭を使わなくて済んでラクとも言えます。ご主人の勤務先によっては扶養家族の定義が厳しいこともあるので、事前に調べてから面接や勤務開始日の相談等に臨みたいものですね。
何社か転職してきて傾向が見えるようになりました。時給が最低賃金プラス百円未満の所では肉体労働系の無理をさせる傾向が強く、高めの時給の所では頭脳系で難しいことを要求する傾向が強い気がします。もちろん、何となく多めに決めた時給に大した根拠がなくて仕事がラクとか、ギリギリの安い時給で文句言えないぐらい仕事がラクとか、そもそもパートさんを極力こき使おうって気のない善良そうな不動産屋さんも、まれにございますけれど。
最低賃金に近い時給の所でこき使われた場合、ひざの周りがアザだらけになったり定時で上がる頃には化粧が全部落ちてしまうほど汗をかいたり(狭い事務所内を走らさせられるから)、目に見える部分のダメージが大きくなりがちです。気前良さそうな時給の所では、近視が進んだりストレス性の病気が悪くなったり、体の内側のダメージが大きくなりがちだと思います。
派遣会社を通していれば、事前に契約していない種類の労働を拒否出来たり、入力作業の合間に堂々と休憩が取れたり、するんですけどね(違法労働すると派遣元に迷惑をかけます)。
個人契約で就労する場合、『最近入力ばっかりで体が鈍るな~』って思ったら次は肉体労働系体育会ノリ不動産会社に行ってみるとか、逆に、『一日中電話ばっかり掛けさせられて喉がガラガラになっちゃいそうよ~』って時には閑静なオフィスで働こうとしたり、直近と違う雰囲気の会社に行きたくなります。年収以外の視点からも時給で色々想像して転職を繰り返しています。