バカな女の独り言だと思って、聞き流して下さって結構ですが。どうしていいかわからなくて苦しい奥様方のために、不動産屋のパートならではの方法でラクにしてあげたいと思いました。思い切った結論を出すなら早い方がいい…けど、思い切らない方が良い気がする…でも迷っちゃう…。困りますよね。悩みは美容の敵。迷いを断ち切ればスッキリします。
今時、バツイチなんて当たり前、『人生経験豊富ですが、何か?』って開き直って再婚するのも珍しくありません。どうせ再婚するなら若い方がトク。それは知ってる。…で、離婚すべきかどうか。同居が耐えられないほどイヤじゃないご主人なら、新鮮さがなくなっても婚姻生活を続けるべきです。離婚回数が増えるほど、女の人生は苦労が多くなりますから。…でも?
その気になれば別れられるんだけど…って思わなくて済むようにすれば、その悩みから解放されます。まず、ご主人と一緒に暮らす明るい将来を想像してみましょう。広いお庭でガーデニングして過ごす一戸建て生活、タワーマンションの上層階で夜景を堪能する都会暮らし。それぞれの夢には器(=住まい)が必要ですよね?家具や車を配置するにも家が欠かせません。
以下、不動産業者ならではの歪んだ目線で、別れたくなくなる家選びのコツを書きます。
【健康で若いうちに】ステキなお家で暮らすのにお似合いなのは、くたびれた中年ではなく、輝く未来のある若いあなたたち。ステキなお家を選んだら、たくさんの融資が受けられます。物的担保にそれだけの価値があるから、銀行がお金を貸してくれるでしょう。ただ、誰でも借りられる訳ではありません。健康状態に不安がない若いご主人。リストラなんて言葉がひとごとだと信じている間に、可能な限り借りてみます。無理すればワンランク上の物件にも手が届きそう!
【夫婦合算】ご主人の枠だけでなく、奥様の収入も合算してみましょう。もっともっといい物件を狙えます。ここで、出産後に職場復帰して同じだけの収入が得られるか、とか、育児しながらの勤務の場合は保育園代が余計にかかるとか、夢のない現実には気付かないのがコツです。
【連帯債務・連帯保証】大きな夢には大きなリスクが伴うものです。分別の利益とかセコいことを主張していると借りられません。どどーん!とご主人の明るい将来に太鼓判を押してしまいましょう。ここまで来ると人生にやり直しが効かないことを悟るようになるでしょう。
大きめに描いた夢も、なんとか融資枠に収まりました…とします。無事に居住開始出来たとしたら、売買担当の不動産屋さんはおめでとうございますと祝賀ムードを出すと思います。
その後。転勤等の理由で住めなくなったら、ご売却を勧めに来るでしょうから呼んで下さい(賃貸向きの物件だとしても、仲介手数料的には売却を勧めたいものです)。無理矢理な返済計画がやっぱり破綻した時、足元見て買い取るのが本業の不動産屋さんはご連絡を嬉しく思うはずなので呼んで下さい。住まいで困っている人と関わるのが好きな不動産業者は多いものです。
上記『借金はカスガイ』作戦が失敗した場合、実家に戻れないなら部屋が必要でしょ?夢から覚めたお客様は現実を受け入れるのが早いから大歓迎!賃貸業者さんに行って下さい。住宅ローンを返してもらってないのに連帯保証人から外してくれるなんて気前のいい金融機関は無いと思うので、『離婚した方がいいのかしら?』って悩みにくくなると思いますが、何か?
※それでも離婚するリスク。それを事前に回避しておく奇策。共有ではなく金消&二番抵当&義父の連帯保証。長谷川高先生の案に大賛成です!→
離婚に不動産が絡むと解決が難しい
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