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Author:不動ゆり子



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芸の幅を広げるべく、コストパフォーマンスの高さを武器に転職を繰り返して不動産業界を漂ってます。

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ボクの新生活

当初ボクの住む予定だった部屋には人がまだ住んでいる。人の移動が出来るようになった今も、家具を運び出す業者を手配出来ないとかで、引越し先の人が出てくれないから出てくれなくて入れない…ってのはよくある話らしい。別の空き部屋を紹介された。
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その町が被災地とは聞いてなかったけれど、ブルーシートに覆われた家屋が周囲にたくさんあった。昔の屋根瓦は重たかったから地震に弱いけど、このアパートの屋根は大丈夫って言われた。不安になるというより、ブルーシートの下に住んでいる人のことを思って心が痛む。
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ボクにとって人生が大きく変わる春だと思っていたけど、みんなに比べれば小さな変化だったようだ。大きな変化を経験したらしい知らない町で一人取り残されたような気分になり寂しく思う。引越しトラックの手配が出来なかったので、知らない町で生活必需品を買い揃えることにした。
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ハザードマップ(洪水しやすい場所がわかる地図)とか電気・ガス・水道についての連絡先とか役所の場所とか。新生活を始めるのに必要な情報を書いた物を一式渡された。手作りの地図にホームセンターの場所とか印を付けてくれてあるのを見て嬉しく思う。この町が計画停電される時間割表みたいなのも入っていた。輪番の所属グループ名を覚えなくちゃいけないそうだ。
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ボクみたいな新参者に必要な情報を伝えるのは不動産屋のお兄さんの仕事なのだろう。お兄さんのボクに対する仕事はこれで終わりのようだ。その別れ際、小さな袋を渡された。この町指定のごみ袋とトイレットペーパーが入っていた。『そこのコンビニじゃなくてあっちのホームセンターまで行けば今でもトイレットペーパーは買えるけど、とりあえず最初に1ロール無いと不安でしょ?』。知らない町にもボクを気にかけてくれる人が居るのは、とても嬉しい。

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不安な気持ちを抱えるお客様に安心感を与えるような接客を心がけたいです

繁忙期

不動産屋の繁忙期と言えば、3月でした。通常の日本では年度の始まりが4月1日であり、それに合わせて人事異動のある会社が多いので、全国で転勤族が引っ越すシーズンのピークは3月になるはずでした。転勤のピークも関係ありますが、それだけが理由ではありません。

3月末決算の不動産会社は、全国の営業マンの成績を決算期に合わせるために、転勤とは無関係の人にも引越しピーク時に転居を促すものでした。マイホーム買っちゃったお客様がご自身の前向きな期待とは裏腹に転勤辞令のために引っ越すことも多いので、おトクな物件が出てくる時期ではあります。築浅の注文建築住宅とか、ほぼ新築マンションとか。

今年は辞令が出ていても動けない人が多かったので、遅ればせピークがやってきます…ってことは、どなたでも想像出来ますよね。この、遅ればせ転勤とは別の需要で近々繁忙期が訪れるでしょう。『男子が草食動物化したせいで、イイ女が独身のままで居るケースが多い』…と、私の友人の何人かは主張し続けていますが、今年6月に結婚ブームが来るはずです。

毎年、結婚するなら西洋かぶれのジューンブライドか節税対策の年末かに集中するカップルは多いものですが。肉食動物化した女子の多くが、『人生って…』と、考えてみたはずです。彼氏さんに向かって、『私と人生を共にしたいのかどうか今すぐハッキリしなさいよ!』って食いつく野性味溢れる逆プロポーズも多発するでしょう。本能を取り戻しかけた彼氏さんに対しては、『一週間程度ニセ修正申告』という知能戦を仕掛けて責任を取らせるケースも多発しそうです。

仲介業者の一人として、『失敗』を恐れない若人たちの元気と勇気に期待しております。…なぜ今からジューンブライド作戦を促すのかと申しますと、知能戦が一回戦で片付くとは限らないから。『失敗』させる作戦に失敗することも計算に入れて、早め早めのご準備をお勧めします。

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涙と別れ

皆さん別の不動産屋さんで元気に働き続けているんです。それは存じています。でも、営業マンがゴソッとリストラされた時は悲しくて仕方なかったです。普段は一人辞めて補充がなかったりすると、早い者勝ち状態で空いた机に自分の書類を広げたがる人も多かったものです。あれだけ空き机が増えると、私の心と同じでぽかーんと穴の空いた空虚な景色に見えました。

若手にマシな居場所を見つけたりして奮闘した上司の落ち着き先が一番気の毒に見えました。『いい人だったのにね…』事務員同士もしょんぼりしていました。営業マンが激減した分、残った営業マン一人当たりのお仕事は増えたかも知れません。事務の仕事は増えないと思うのですが…。人件費コストの低さだけが原因ではないでしょう。お慈悲で私は雇用契約を更新して頂けました。『絶対にヒマそうに見えないように気を付けててね。』って念を押されながら。

みんな一緒に事務所移転って時は、モタモタしている営業マンの荷造りの半分以上を私が片付けたりしたものです(引越し慣れてますから)。上司の、要領を得ない荷造りを見ているとハラハラしましたが、私物をパートがチャッチャと片付けるお手伝いをすると非情な気がして、最中に私が泣いてしまいそうにも思えて、見て見ぬフリをして事務仕事に専念していました。

パートの定時になったあと、取引先との通話を上司が終えるのに3分とかからなくて、最後にお別れの挨拶を言いに行くことが出来ました。その前の日の一斉送別会でも喋ったけれど、最後の最後にも喋りたかったのです。社員さんの定時になったら当然上司の周りに人だかりが出来るんだろうなと思ってたんですけど。…後日確認してみると、そうじゃなかったそうです。

上司の居なくなった机を目に涙を貯めながら掃除していた事務員さんが言いました。『黙々と荷造りしている姿を見ると悲しくなって、仕事中だけど何度もトイレに行って泣いてたの。』私より涙腺が緩かったんですね。『…で、泣いてしまいそうだったから、あの日は上司と目を合わせずに、何も言わずに帰っちゃったわ。』最後の日にパート以外の誰も目を合わせずに誰からも挨拶されなかった元上司がご覧になっているかどうかわかりませんが。悲し過ぎるという理由でかわいがってきた部下一同から無視されることもございますので、落ち込まないで下さいね。

ナンバーディスプレイ

私の電話の声…。言葉の意味もわからない小学生の頃、自宅の電話に出たらヒマそうなお兄さんにエッチなこと言われた回数1回。小売店でバイト中に出た電話でヒマそうな兄ちゃんにエッチなこと言われた回数1回。ソッチ系被害は合計2回(※『 ハァ・ハァ・ハァ… 』はノーカウント!いずれも、『今××してます』…でした)。専業主婦時代に電話で、『おかあさん、いるかな?』って聞かれた回数10回以上。『店内のスピーカーであなたの声が全て放送されておりますが、何か?』って切り返す時はドスの効いた声に変わりますが、普段は子供っぽい声です。

自宅ではお子ちゃまになりきって、『ママは電話に出られないんでちゅ。』って言えたりして、テレアポ対策にも有効な声のはずです。業務上は舐められないように、大人として節度ある言葉遣いを心がけております。エンド さんの警戒心を解くのにも便利な声でございますよ。

そんな声に自信のある私が、『お電話ありがとうございます^^○○不動産でございます☆』って出た直後にブチッと通話を切られてしまいました。ナンバーディスプレイに出ていたのは携帯電話でなくて固定電話の番号。電波が悪いとかじゃないのに切られたらしく、感じ悪いです。

『どこからかけてきたんだろう?』ってその番号を検索してみると、ヒットしました。時期は、『説教臭いCMの時間はこまめにテレビの電源を切りましょう』とか、『必要のない長電話は控えましょう』とか、くどいほど言われている自重ムード漂う頃です。『この番号から迷惑電話がかかってくるから要注意』ってサイトに、被害者からのクチコミ情報がたくさん載っていました。

『このご時世によく電話してくるよねー』とか非難轟々でした。手当たり次第に、『投資用ワンルームマンション買いませんか?』って電話勧誘する会社の番号のようです。私の声、かなりナメられやすいのに、なんで勧誘されなかったのかしら?…『○○不動産でございます』って言ったからか!迷惑電話会社の同業だと思われたとしたら、心外です。『ファミリータイプマンション買いませんか?』って書いたチラシを手当たり次第投げ込むのが、正しい営業手法でしょ?

女の過去を語る手

転職先の不動産会社ではたくさんの営業マンにかわいがって頂きました(深読みしないでね)。事務員さんたちにも色んな意味でかわいがられました(ここはスルーして下さい)。社員さんよりも1段(以上)地味を心がけていた私の爪は桜色でした(色彩的に旬な話題?)。

飲み会のあと同じ方角だと言う営業マンが突然、『いつも軍手に隠れて見えなかったけど、カワイイ爪してるんだね。』って話しかけてきて下さって…怖くなって身構えてしまいました。ボソッと、『今俺と仲いい子(深読み可)も別の会社でパートしてるんだけど、色々あるんだってね。不動さんは愚痴一つ言わないでよく耐えてるなーって思って見てるんだよ。』

思春期対象みたいなマンガによくあるパターン、『メガネをとった彼女は意外に色っぽいと気付いた』っていうのに似た話みたいです。私が 七つ道具 の一つとしている 軍手 も、ヒロインのメガネぐらいに重要な小道具なのかも知れません。大事に大事に使い続けよっと。

プリンターに紙を補充していると、別な営業マンに話し掛けられました。『いつもキツイ仕事してもらっちゃってゴメンね。』『^^この通り、軍手してると手も切らなくて作業がはかどるんですよ♪』『アレ?ウチで使うインクと違う色のシミがついてるね?コピー用紙の包み紙も触り続けると手が汚れちゃうのかな?このへんとか○色だし。』『ダメ!あなたの手が汚れちゃいます!!』

そう言って無理矢理中断した話ですが、包み紙で汚れるなんていうのはウソです。○色は、転職前の転職前に居た不動産屋さんで好まれた色で、チラシにたくさん使われていました。輪転機を回す時にインクが付いたのでしょう。若手営業マンに、『お客さんの印影が全然違うじゃないのよ!』って怒鳴りつけた思い出は、私の記憶から消えたはずでした。たまに、『完全に受身の大人しいパートさん』ってフリをしている私の前に物的証拠が現れ、慌てることになります。

民事介入落書き

モテ子さん(仮称)は明るく優しい、誰からも好かれる女性ですが、ご主人以外の男性には興味ないそうです。そんな姿勢もステキだと思います。そう思っていたのは私だけじゃなかったのも当たり前の話ですが。元上司がモテ子さんをいたくお気に入りでした。

やり手の不動産営業マンだった頃と変わらぬ機動力で、自分で契約取ってきて新人クンに数字を付けてあげるとか、動き回るタイプの上司が多かったはずですが。その元上司は動かざること山のごとく、ある意味、「お不動さん」タイプでした( 風林火山 と一緒にしないで?)。

人事異動で元上司と部署が離れてから、モテ子さんの元気がなくなってきました。『何かお困りのことでも?』元上司が意味もなくモテ子さんのお席までやってきて無駄話をして行くことが多くなってきていることは私も存じておりました。更に、モテ子さんが不要と認めた物ではありますが、それを元上司が喜んで譲り受けて自席でニタニタ眺めているという噂も耳に入ってくるそうです。『私の名前が書いてある部分が見えるように置いてるんだって。』

『それで気が済むんだから、人畜無害でカワイイ男じゃないですか♪』『……。』『スミマセン、私、そういう経験がないもので…。わかりました。私に任せて下さい!』元上司は自分の席でお弁当を広げてますし、モテ子さんの所に来る時以外は席に居ます。トイレに行くに違いないけど、男性ってスグ戻ってきますものね。なんとか奪取する方法は無いものでしょうか。『あ♪』

モテ子さんの席から戻ってきた元上司が自分の席を確認した直後にモテ子さんの席の近くに居た私の所にやってきました。『不動さん!ダメだよ…って言うか、いつの間に?』『お体に隙があったか、心に隙があったかのどちらかでしょう♪』『でも、私はずっとアレを大切に持ってきたのに、いつの間に…って言うかダメだよ!!』『寂しくないようにって配慮したのに~ぃ♪』

『モテ子』って名前が書いてあった所に、私が加筆してきました。『モテ子、命!寄せ書きby yuriko_fudo』命!まで書かれたら恥ずかしくて人前に出せないでしょう?人間、攻撃している時が一番防御力が低いものです。元上司がモテ子さんに付きまとっている間は、お席のお宝は無防備でした。元上司の攻撃開始と共に油性マジックを持ってお席まで走って奇襲をかけたのです。

モテ子さんの所以外にはどこにも行かない上司のあだ名が『お不動さん』だったのに対して、仕事キッチリしてきた私は一時期女性陣から『ゴルゴ』と呼ばれました。憧れの仕事人に一歩近付けましたよ。甘党ゴルゴが実際に受け取った成功報酬はジュース1杯ですが、何か?

お人好し

見るからに悪そうな顔で本当に悪い人…。マトモな不動産屋さんで仕事できる営業マンにはおられないタイプです。お客さんが怖がりますので(当然?)。『人相よくないけど話してみると何かイイ人』とか、『アタマ悪そうだけど何か憎めない人』とか、『愛想ないけどシッカリしてる人』とか、どこかで第一印象の欠点を補うことが営業力につながっているように見えます。

第一印象ぐらい簡単に良く出来そうなものですが、その髪型なんとか…いえ、若い世代ではアタマ悪そうな方が親しみを感じられるのかも知れません。私だったら大切な財産をバカに預けたくないと思いますけど。私の好みはさておき、そこそこ仕事の出来る方に共通して見受けられる傾向がございます。皆さん、逃げ足が速いです。お人好しで契約につながらないとわかっても一生懸命にサービスし続ける…ってタイプの方は営業マンに少ないみたいです。

事務員なら、『こんなことしててもお金にならないだろうなぁ』ってわかるようなお仕事を、『一生懸命に取り組んでまーす』って顔でこなす人はたくさん居ます。特に時給で雇われているパートにとっては、会社が儲かる仕事であろうとなかろうと時間さえ潰せればどちらでも良いように見えます。また、『なんか暇みたいだからパートさんいらないかも』って思われるよりは、『パートさんはいつも一生懸命に働いてくれてる』って思われる方が保身のために良さそうです。

もっと長い目で見てみると…。『営業マンが、この先は無いに違いない案件につかまって先に進めない→会社の業績悪化→人件費予算削減→非正規労働者のクビ?』という予想が出来ます。私がお人好し営業マンに、『ちょうど私、ヒマしてますからその簡単そうなお仕事全部くださいな。』ってお声を掛けるのは、私がお人好しだからではありません。『ヘンなお客さんに構ってるヒマがあったらちゃんと稼いで来なさいよ!』って言えないから偽善者ぶっているだけです。

カッコイイ営業マンたち

契約が3ヶ月間(まれに半年超の会社あり)取れなかった 不動産屋の営業マン は辞めるのがお約束みたいです。フルコミなら、『契約なし→食べていけない→商売変える?』って話になりそうですが、固定給のある正社員なら在籍しているだけで収入があるのでは?パートの私なんか、『なんでせっかく正社員なのに自己都合退職しちゃうの?』って聞きたくなったものでした。

どんどん人が辞めてどんどん人が入ってくる不動産会社。求人広告の常連なので定職に就いてない方の中では有名企業でしょう。『社保完』の3文字が眩しいです。成績不振でクビにされたとしても失業保険がすぐに受給出来るんでしょ?…なんで『3ヶ月坊主=退職願 』なの?

成績不振な営業マンにとっても居心地の良い会社だとしたら、求人広告の常連になる前に会社自体が業績不振で潰れてしまうでしょう。有形無形の圧力をかけて、成績不振者を自主退職へ追い込むのがお約束みたいです。そして、見切った営業マンの欠員を補充し続ける…と。

男の人って女性に泣き言をあまり言わないみたいですね。常に『なぜか仕事が出来てカッコイイ俺』って姿を見せなくちゃいけないって思うものなのでしょうか。妻子を養うためにつらさに耐えて働いているのなら、奥様にどんなにつらいのか伝えれば良いように思うのですが。

奥様方へ。『常になぜか仕事が出来てカッコイイ』ご主人が、『今の会社は俺の知的好奇心を満たしてくれないから、基本給が半分になるけど別の会社に転職してやることにしたんだ。』とか、納得のいかない説明をされたとしても…。『あなたの立派さに気付いてくれる上司に今度こそ出会えるわよ!』と、話を合わせて応援してあげて下さい。本当は好きで条件の悪い転職をし続けるほどバカじゃありません。『給料運搬人にあるべき理想像』の説明は不要です。
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