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Author:不動ゆり子



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芸の幅を広げるべく、コストパフォーマンスの高さを武器に転職を繰り返して不動産業界を漂ってます。

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先輩の部屋の合鍵

男性も実家に居づらいと感じることがございますよね。弟さんが妻子を伴って帰省してきた時、小学校入学以来棲み慣れた『勉強部屋』から出てくる『おじさん』…そろそろマイホーム、買っちゃいましょうか?男性はあまり新築にこだわらないようです。便利さにこだわって職場に近い駅近ワンルームを選ぶのが普通だと思ってましたが、私の先輩は違いました。

不動産のことについては素人とは段違いに詳しいはずなのに、売りにくそうな物件をお選びです。郊外にある、コーポ○○って聞いたことある名前。『もしかして、住宅ローン減税使えないぐらいに古くないですか?』『さすがゆりちゃん、よく気がついたね☆』誉められても…。『でもさ、綺麗に リノベーション されてて快適な住み心地だよ♪』『せっかくのリノベーションですが、そろそろ建替どきじゃないんですか?』『大規模な団地だから建替決議は絶対に通らないよ♪』

『家が快適でさ、あまり飲み歩かなくなってきたよ♪趣味の部屋を2つも作れたから楽しくて☆』鉄道の模型部屋と…何でしょう?想像したくないかも!『お母さんが合鍵使って勝手に入って掃除しておいてくれるんだよ♪』(出来るとして)彼女さんとお母さんが鉢合わせるかも?

『なんでわざわざお母様は出て行った先輩の新居にまで来られるんですか?』ちょっとキモいッスよ。『お母さんもコーポ○○に住んでるから、雨の日でも濡れずに来られるんだよ。俺が出たから実家も広くなって掃除しやすくなったらしくて、ついでに俺の部屋も掃除しに来るんだ♪』

スープの冷めない距離からママが来る部屋で『デート』したい女の子なんて居ないでしょ?一人暮らしなのに外で『ご休憩』なさるの?まさか、快適なお部屋と結婚した気分になってるから生身の女の子に興味なくなっちゃった?!家を買うことで縁遠くなる事もあるかと存じます。

土下座する理事

新築マンション(の専有部分)を買った友達の家に遊びに行くと、かなり年の離れたおじさんが親しそうに挨拶してきました。不思議そうに見ていると、『買ってすぐ一緒に管理組合の理事と副理事をしてたから、仲良しになったのよ。』との説明をしてくれました。駐車場の数の足りない物件なので、車を持ってないというだけでも周囲に好かれる要素があるように思います。友達が快調に新生活をスタートさせて近所付き合いも上手くいっているようで何よりです。

結婚早々新築マンションを買ってもらえるなんて羨ましいですね。台所事情がそれを許さない夫婦もいます。『愛があれば家がボロボロでも…』と、かなり老朽化した中古マンション(の専有部分)を買った友達が居ます。彼女単有だったか、不安定収入のご主人でもローン組めたんだったか、忘れてしまいましたが…。残債があるので出るに出られなくて、泣いています。

マンションも不動産屋も共通点があると思いました。お上品な人しか居ない所もございます。逆にガラの悪い人しか居ない所もございます。新人に嫌な仕事を押し付けて苛め抜いて辞めさせる、困った古株の居る所も…。そこは、お世辞にも上品とは言えない(自称)マンションでした。

一番新しい人に管理組合の理事を押し付ける習慣だったそうで、右も左もわからないうちに責任者呼ばわりされて参っていました。就職活動で忙しいというご主人が何もしてくれないらしく、彼女は一人で理事として無給で働いています。頑固な古株同士で揉め事が勃発しており、泣きながら土下座させられているそうです(謝る根拠も不明なまま)。家が理由で離婚するという話はたまに聞きますが、彼女の場合住宅ローンを背負っているので、仮に離婚しても新しい住まいを確保しがたい状態です。住環境選びって、夫選びより大切かも知れませんね。

団地嫌妻

不動産屋としてのプロ意識からではなく、愛読書になってます。また買ってしまいました。ビジネスマンの必読書『週刊ダイヤモンド』 ★最新号が送料無料★ こんなに頻繁に買うなら最初から定期購読しておいた方がトクだったかも?今、団地の特集をしているので、熟読しました。

『へー!こんなフォルムの団地なんてあるんだ!』って思わず言ってしまいそうな建物の写真から、『萌えたらあなたも団地マニア』と注釈のついた、見たことのない大規模なブランコの写真まで載っていました。実物を見てみたくなる人続出でしょうね。実際、団地を見学するツアーを楽しむ方々もおられるそうです。『団地が好きな理由は、子供の頃に住んだり遊びに行った団地に原風景を感じるから』…っぽい説明を読んで、納得しました。私が団地大嫌いな訳が。

今みたいに目つきも悪くなかったし、他人を疑うこと自体が悪いことだと思っていたものです。近所の県営団地に住んでいる友達は、あまり良い物を買ってもらえてなかったみたいです。無神経な私は、親に買い与えられた物を遠慮もなく堂々と使っていました。若気の至りです…。

よく持ち物がなくなりました。『私はよく物を亡くすんだ…』と、親にまた買ってもらうことを続けてきましたが、叔母が買ってくれた色鉛筆だけは許せませんでした。それだけは取り返したいので、『たまにはあなたのおうちで遊びたい!』と、主張して、灰色の建物の中に入りました。

その子の家の中には、私が『亡くした』物がたくさんありました。『まあ!間違えて私のを持って帰ってしまったのね!』と、まとめて取り返してきましたが、それまで他人を疑うことを知らなかった母がそれを知り仰天、学校へ連絡して、ちょっとした騒ぎになってしまいました。

私にとって灰色の建物は、他人を全く疑わなかった最愛の母を変えるキッカケを作った場所です。その後も友達で居続けましたが、『まだあんな子と付き合って!』と、いつも叱られることになりました。結果、『【良い子ちゃん】と遊びに行ってくるね♪』とさえ言っておけば誰と会っていても嫌な顔をされずに済むという悪知恵がつきました。その後、『健全な主婦仲間でご飯食べてくるね♪』…と、夫を騙して悪いことしてくる奥さんになったとしても…全て団地のせいです!

社宅も団地のうち?

雑誌の団地特集の中では、広義の『団地』の中には、民間企業の社宅もその中に分類される旨が書かれていました。社宅の中にも色々ございますが、そう見えるものもございますね。同じように見える近所の団地よりも個人の負担する家賃が安いのが特長です。良さそうに聞こえますが、社宅が原因でラブラブだった新婚夫婦が離婚するというお話も聞きます。

今は福利厚生の費用を抑える企業さんが多いので、社宅の設備にお金をかけてもらいづらくなってきていると思います。修繕を要する場合でも先送りにしてしまうかも知れません。愛さえあれば耐えられるのは…ボロさだけかも?社宅によっては近所付き合いがネックになります。

事務職ばかりの会社の、平社員も課長も部長も役員も、全員が団地みたいな同じ間取りの社宅の中に納まって過ごす…ことは、あまりないかも知れません。昇給しつつお子さんも大きくなってくると、入社したて新婚の平社員と同じ間取りで居座るのがみっともない気にもなりますし、ボロさに耐えられるほどの愛情を注げなくなってきた奥様から圧力がかかるでしょう。双方の実家からお呼びもかかります。多くは、何年で出て行くべしっぽい規定がございますよね。

様々な職種の社員を全て同じ社宅に集めている企業さんの社宅では、離婚に発展するような酷い苛めが発生することがございます。勤続年数が同じなのに手取りが倍ほど高い…という世帯が、同じ屋根の下で生活しています。奥さんが専業主婦している部屋のお隣は共稼ぎでいっぱいいっぱい…ということにもなりがち。妬まれているのに苛められない人の方が珍しいはずですが、奥様の最終通告にも耳を貸さないご主人の場合、出て行かれることになります。

時々、社宅に安く住んでいながらマイホーム購入を検討しているお客様がいらっしゃいます。家賃が安い分、頭金が貯まりやすいのも一因でしょう。不動産屋さんの頭の中で、『その安い家賃でずっと住み続けておけばいいのに』ってセリフが浮かんでいるはずですが、それでは商売にならないので申しません。転勤の可能性があるなら、買って後悔するかも知れません。家賃が得とか買ってスグ売ると損とかいう次元を通り越して、社宅内で苛められている等の、『ここに住んでられない!』っていう強い思いがあるなら、買って後悔しないような気はします。

用心棒

(ケバい)女性が営業職として活躍している不動産屋さんで、『(キャラの違う)私って不動産業界向いてませんよね?』って言った時に、良いことを教わりました。『事務員ならイケる気がする~ぅ』…ちょっと表現方法は違ったかも?(詩吟が好きなんです!)我ながら、営業には不向きですが、その分、事務に向いていると思います。勇気を出して業界に入って良かったです。

一番営業に向いていない要素は、突然音信普通になることでしょうか。職場を変えても続く横の付き合いが大切なのに、連絡が取れないのは困るでしょう。過去に何度か予告なく携帯電話のキャリアも番号も変えたことがございます。『どう考えても夫婦で生活している時間帯』の男友達からの着信、許されません。電話帳のみならず、友達リストからも削除します。『旦那が帰ってきたから切っちゃった☆ゴメンね』…が、最後だったかな?人選ミスを反省しています。

職場周辺にヘンな人が現れるようになれば、突然職場を変える(=転職する)こともございます。通勤経路の途中で付けられることがあれば、通勤経路を変更することもございます(2WAYアクセス出来る立地って便利ですよね♪)。反省はしませんが、気持ち悪いので逃げます。

職場とか通勤経路なら変更の余地があったものですが、今度は通勤時間帯に自宅周辺で変な人に付けられてしまいました。気持ち悪いを通り越して、危険を感じました。『だから、デザイナーズマンションとか買って引っ越そうよ~』っておねだりしてみましたが、断られました。

私が文句を言うのを防ぐために?主人と一緒の時間に家を出る習慣に変えるように言われました。パートだから会社に早く着いても時間を持て余します。30分ほど早く入ってゆっくりコーヒーでも飲もうと思っていたのですが、入った途端に大量コピーを頼まれて、かなり損した気分。外でコーヒーを飲んでから入る習慣に変えましたが、金銭的に損している気分。

ひらひらのミニスカートを履いて出ようとしたら、『丈が短すぎる!』と、着替えるように言われるし、一日中保護者同伴の気分です。保護者のお陰で第一目標である安全は確保されておりますが。暴力をふるうであろうことを臭わせて脅しをかけてくる男性全体が苦手ですが、結局、暴力をふるうこともいとわない男性がバックに居るんだぞと見せることで身を守ってしまいました。

『当社のスタッフは女性だけなので女性のお客様もご安心下さい』ってアピールする業者さんを見かけます。どうやって身を守っているのでしょう?女社長のご主人が用心棒なのかしら?営業に向かず、保護者同伴でないと自分の身も守れない、とことん半人前な自分が情けなくなります。何より、朝のネットサーフィンが出来なくなったのがブロガーとして痛いです(苦笑)。

アマゾネスを出て

私の宝物、小さなお礼状…下さった営業マンは、それを私のために書いたことさえ忘れていらっしゃるでしょうか。紙切れも収納出来ないぐらいに狭い家に引っ越すようなことがない限り、私は一生捨てずに持っている気がいたします。それを知ったら気持ち悪がられるでしょうか?

かつて、女性だらけの不動産屋で働いたことがございました。40代半ばの方が吊り上げていたはずなのに、若い子の人数のお陰で平均年齢が20代半ばと低かったです。かわいい女の子が、『ごめんなさ~いっ♪』って謝ると、ついつい許してしまうのでしょうか?いい加減な仕事をしている子も同業者さまにはかわいがられていたようです。みなさん楽しそうに働いていました。

『雑な仕事をしたって許される』…ことに慣れていたせいか、雑な方が多い印象でした。事務担当に自分のせいで迷惑をかけても滅多に謝りません。それが原因ではなく、怖い者知らずの若い女の子たちが元気良く出掛けて行くのを心配しながら見送る日々がつらくて辞めました。

男性社会の中で働いている女性営業マンは違います。何と言っても気が強い! 『どうせ女に俺たちと同じことが出来る訳がない。』って言われ続けてきたのでしょうから、それを否定するだけの成績を残します。プロ意識も高く、丁寧なお仕事をなさいますし、気配り上手です。

男性の営業マンの中には、事務員をホステスか何かと勘違いしている者も多いです(意地悪なパートさんに反撃されてますが☆)。対照的に男社会での女性営業マンは、事務員に対しても仕事のパートナーとして丁寧な応対をして下さいます。2色使いで、『昨日は忙しいのに私の仕事を手伝ってくれてありがとう』って書いてある一筆箋を、机の上に置いて下さっていたのを見つけた時、嬉しくて泣きそうになりました。勘違い野郎共に負けないよう、応援し続けますよ!

社外秘

紙切れ一枚に、『ありがたく思って読んでね!』という意味を付けるためのマークですね。レインズに載せていない物件の概要書には必ず『社外秘』マークを付けます。載せないのは反則じゃないかと思われがちですが、価格を決めかねているとか、まだ売ると決めた訳じゃないとか、色んな事情で媒介契約に至らない案件というのはあるものです。反則なのは、日付以外が全て埋まった媒介契約書があるのに登録しない場合だけじゃないでしょうか?(トボケてみました)

レインズに登録する図面の場合は、絶対的記載事項を厳守する等 ( 不動産公正取引協議会さんのサイト なんかが参考になってお勧め☆)、作成に気を遣います。対外的に公開してしまう広告ですもの。一方、水面下の『噂』状態で流れる情報の場合、原則『社外秘』なので、広告ルールは気にしません。価格はもちろん、指値の目安すら打ち込まないことがございます(手書きで書き足す方がより一層、ありがたみを感じて下さいますでしょう?)。

担当の営業マンの気分によって?意味があって?今回はその収益物件の年収を載せてくれだのやっぱり載せてくれるなだの言われます。ぷんぷんした顔は見せませんが、そうやって作り直した図面って印象に残りますよね。上手にトリミング出来た地図を、『気持ちもうちょっとだけ引いてくれない?』ってひとことを聞き、最初から作り直したという記憶も残っております。

そんな印象的な図面をプロの技を駆使して丁寧に 帯替え された形で受け取ることがまれにございます。『 物元 はどちらですか?』って伺っても、『たしかな業者さんらしいですよ。』と、誤魔化されます…知らないのかも?『この情報はどちらから回ってきたものですか?』に対しては、絶対に口を割りません。社外秘って書いておいたのに勝手に流通させたのは誰なの?!

素行不良な営業マンが、『情報流すことで小遣い稼ぎしてるんじゃないのか?』って疑われるのはお気の毒。図面の重要な部分に気付かれにくい印を付けておくことで、どなたに回した『社外秘』が漏れているのかが追跡出来るようになります。子供の頃、『絶対誰にも言っちゃダメって言われてるんだけど…』という枕言葉のついた噂話が特によく流通したのと似たお話ですが。

儲かりそうな物件

読者様の中には不動産投資をなさっている方もおられるみたいですね。こんなブログなのにご訪問ありがとうございます。ご存知とは思いますが、満室想定 利回り だけを根拠に物件を選ぶべきではございません。多角的に情報を捕らえて厳選して下さいね。

不動産屋をしていると、レインズに載ってない物件の情報を見かけることもあることは以前、『 社外秘 』 で書きました。ある物件のそういう情報を見た時、私は思いました。『すごくイイ!』利回りはかなり低いのです。素人さんなら見向きもしないと思いますが、立地がとても良いのです。○○駅からコッチ側…10年以上持っていられるなら高確率で儲かると直感しました。

不動産の所有者になるということは、さまざまな維持費を払い続けるということですから、全財産を投げ打って購入しただけでは支出は止まりません。現金をあまり持っていない方には手出し出来ませんね。利回りが低い原因は、価格が賃料に比べて高すぎることが原因です。ただ、この立地に勝手な指値をしても絶対に通りません。情報が公開されれば一瞬で売れます。

いい案件だなぁ…と思ってしばらく見ておりましたが、高額過ぎて私は借り入れ出来ません。儲かる前に借金の利息で首が回らなくなるでしょう。個人でこんなに出せる方は居ないんじゃないかしら?きっと買うことになるのは、資金に余裕のある法人さん。このご時勢に余裕のある業界って何かしら?自分で買う場合の絵は描けなかったので、買主様像をイメージしてみました。

見たことのない姿を想像する必要はなかったようです。勤務先が本気で買うつもりで動き始めました。大金を出せば高確率で儲かるような物件って個人向きじゃないみたいですね。無理せず身の丈にあったところで勝負するのが王道のようです。勤務先には勝てません。…パートごときが対抗心を燃やして悔しがっているなんて、気付かれてないとは思いますが、何か?

公簿・公募

図面の備考欄に、漏れなく書いておられる業者さんもおられます。『 現況優先 』 とか、『 現状有姿取引 』 とか、『 売主は瑕疵担保責任を負いません 』 とか。そういう不動産業界用語と並んで、『 公簿売買 』 という言葉が並んでいるものです。いずれも、書いていない場合と比べて買主さんに不利になる条件なので、自社データの中にも忘れずに入力しておきます。

書かれた通りに入力すれば問題ないはずですが、注意すべき点がございます。『きず』という意味の、『瑕疵』という単語は、『かし』と読むものの、『かし』と入力しても変換候補に上がりません。単語登録してしまっても構いませんし、『きず』と入力すれば変換候補に上がりますから、『きず』→変換→『きず』→変換って時間をかければ入ります。狭い所に手書きするなら面倒な文字ですが、意外に入力は簡単だと思います。問題は、『公簿』の方です。

『こうぼ』って読んで下されば結構です。民法177条で対抗要件として必須とされている登記の記録のことを言います。登記の申請にも閲覧にもお金がかかるのですが、してなかったり見てなかったりする方に落ち度があると言われるので、その費用は惜しまないように…。『登記簿売買』とは言わないみたいなので、不動産業界用語に習いましょう。ところが、一回で『公簿』と変換されません。『酵母』はあり得ませんが、『公募』で確定したまま放置する人は多いようです。

『家計簿』でも『登記簿』でも、一回で『簿』が変換される単語を入力してみてから字を削れば良いのです。面倒だからというより、慌てて入力したから気付いてないのでしょう。『公売買』という単語をよく見かけますが、誤字を直して入力します。物件の面積の表示方法として、実測によるのか公簿によるのか書いてあるはずですが、某不動産屋さんは、○をつけて選ぶというフォームそのものが誤字のままです。フォームを慌てて作ったから気付いてないのでしょうか。

…ってお話を、同業他社から転職したての方にしたことがございました。『私が前居た所が正にそうだったんだよ。』誰も気付かないのでしょうか?『私は1年前から気付いていたけど、フォームの訂正が面倒くさいから直さないでそのまま使ってるの。』誤字に気付いていても直さない会社もございます。当ブログの誤字に関しては、気付いた時点で教えて頂きたく存じます。

アナァキーなプリンタ事情

同じ会社の人が全員味方だと思っているのなら、不動産屋さんとして半人前かも知れません。相手が自分を敵だと思っているのなら先制攻撃されるかも知れません。泣き寝入りするタイプだと思ってストレスのはけ口にしてくる怖い事務員さんだって居ます。『私はあなたの敵ではありません』ってアピールを、出来れば全員にしておいた上で、『怒らせたら怖いかも知れませんが、何か?』ってニュアンスを感じて頂けるように工夫する方が良いかと存じます。

このような基本を守っておけば、社内の方から攻撃を受けずに快適に働ける確率が上がります。社内に敵が居ると仕事の効率が下がるので、時給に対して会社に報いる効果が低くなってしまいます。快適な職場環境にするように努力するのもパートの務めだと考えています。

誰も私をナメないし、誰からも嫌われていない。そんな状態に出来たとしても、油断禁物です。営業マンのくせに無神経な方もいらっしゃいます。悪意のない方への対処法は、悪意的な意地悪を封じるほど簡単ではございません。どれだけ防ぐ努力をしても事故は起こり得ます。

『なんでWebで見るのに課金されるんだー!』と、しつこいほど言っている謄本は、費用が発生することを承諾するためのクリックをしたあと、画面に表示されます。そこで印刷ボタンを押せばプリンタから出てくるはずですが、印刷音を聞いただけで画面を閉じてはいけません。明らかに通数が多すぎるのに、ご自身の印刷物と一緒に丸ごとさらっていかれることもございます。

取り返せた時、すでにパンチで穴をあけられていました。取引先に渡しづらい…。画面を閉じてなければ印刷し直して済む話です。既に閉じてしまっていた場合、たかが穴のせいで二倍の手数料を支払うしかない?ある程度の器用さが求められますが、コピー機で極力『薄い』設定にして、ゆがまないように綺麗に焼くと、薄すぎてパンチの影が消えることがございます。全体的に薄くて不自然なので、『濃い目』設定して焼き直しするのを忘れないように気をつけます。


リンクに脈絡ございませんが、28歳の迷える不動産屋さん。カワイクなりました。
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涼しくなったメリット

本当はダメなんですよ。裸足でミュール(かかとが固定されないサンダル)なんて格好は。ビジネスの場にふさわしいドレスコードを心がけましょう。…実は、某不動産屋さんで調子乗っている時に私もしてました。だって、どなたも私の自由過ぎる服装を叱って下さらなかったんだもん。

事務員同士で、『こんな格好は本当はダメなのよ。』は、禁句です。会社の言うとおりの格好で来ない人が多いので、どなたかの悪口を言っていることになってしまいます。『私はこういう格好で出社してきたら叱られたことがございますよ。』って自らの失敗談としてお話しして諭すようにしておりましたが、『でも、不動さんと違って私だとバレない気がする!』と、なぜか決意を固められてしまうこともございます。服装については聞かれた時のみ答えることにいたしました。

『どう思う?このカッコ。』って聞かれた時も、無難に答えました。『かーわいーいっ!私もそんなの欲しいなぁ♪』私には似合わないと思うのですが、サービストークです。『これだとミュール履く方が似合うと思わない?』そりゃそうだ!『そうですか?パンストにパンプスでも大人っぽくて素敵ですよ。』理由に無理がある?『そんな訳ないわよ、ミュールが一番似合うわよ。』確かに…。

ついに言われてしまいました。『オシャレ大好きな私だってね、わかってるわよ、大人なんだから。オフィスで裸足にミュールなんて絶対ダメだと思うのよね。それでも、妥協した格好で来るのがストレスなのよね。』もっと大人なお局様は、裸足にミュール履きじゃありませんか…。

そのうち会話がお局様の耳に入ってしまうんじゃないかとドキドキしながら、『パンストにパンプスが似合いますってば。』…なんて心にもない意見を主張し続けました。彼女のミュール履きたい衝動が収まるまでこの話題は繰り返されましたが、涼しくなって、やみました。良かった…。

パートタイマー違い

真面目だけがとりえの同僚が居れば、処理すべき仕事の量が少ない時でもがむしゃらに働かれるので、『どうしよう?することがなくなっちゃった!』と、大騒ぎされて困ります。仕事できないのにエラそうな先輩がいる時は、仕事の出来を減らす気遣いが欠かせません。その部署に居た時は正社員でないのが私一人だったので、快適でした。社員さんが全員お優しいというのが大きな要素ですが、余計な気を遣うべき相手が一人も居ないので働きやすかったものです。

優し過ぎる社員さんは、私が孤独を感じているのではないかと心配して下さったようで、わざわざ遠い部署の方と出会うための一席を設けて下さいました。その方は、部署で一人だけ正社員でない、派遣社員さんでした。『似た立場同士の相談相手』を紹介して下さったのでしょう。

社員さんから見れば、正社員以外は同じかも知れませんが、当人同士では全然違います。まず、相手はヘタな不動産屋じゃ見かけないぐらいの上物の美人でした。服や靴、髪や爪にもお金がかかっているはずです。本当は一応女ですから、値踏みぐらい私にも出来ます。

その頃は業績悪化のため、フルタイム勤務だった派遣社員の勤務時間を減らすことに決まった直後でした。社員さんが笑顔で言いました。『うちの部署の不動さんは、あなたよりもっと勤務時間が短いのよ。』明るく返します。『うふふ、○○線でも、遅いと座れるんですよ。時間差通勤ってラクです♪』ため息を付かれました。『月々の家賃の支払い額が下がらないのに収入が減って、私は困ってるんですけどね。』家賃以外に美貌の維持費もかかりそうですものね…。

私は構いません、仮にクビを切られても。自分にご褒美出来るお金はほとんどありませんが、働かなくても生活に困らない、主婦という立場です。彼女の場合、薬指に光る物を付けてくれる人を見つけられるまで、そのための美容代を減らすか、働きながら別な派遣先を探すかしなくてはなりません。安っぽいパートのおばさんに心を開くことはないだろうなぁと思いました。

パートに降格した社員

業績の悪化した不動産屋さんでは、パートをクビにしたり派遣社員を時短にしたり営業マンをリストラしたりして、何とか存続しようとしています。場合によっては、正社員だった事務員さんをパートに降格させることもありえます。景気が悪いだけの悲しいお話に聞こえそうですが…。

余裕がなくてもパートでしか働けない、小さなお子さんを育てているシングルマザーも居るものですが、その方にはサラリーマンのご主人が居るので、暮らしに余裕がない訳ではございませんでした。居心地の良い職場だったから、家庭はさておき、フルタイムで働いていたのです。

正社員の年収とパートの年収とでは雲泥の差がございます(特に出勤日の少ない月には手取りの少なさを痛感いたしますね)。でも、生活はそんなに困らないので、会社にはありがたがられました。ちょっと家庭のことを振り返る機会を頂き、彼女も会社に感謝することになりました。

社員だった頃は家族が出かける前に家を出て、家族が帰ってきてから帰宅する習慣だったのですが。会社滞在時間が減った分、自宅滞在時間が増えました。憲法26条2項で彼女が普通教育を受けさせるべきお子さんが、学校に行かない習慣だったことに気付いたそうです。

お母さんが毎日『行ってらっしゃい。』って笑顔で送り出してくれることで、お子さんが自発的に登校するようになると良いですね。従業員の代わりは簡単に見つかりますが、家族はかけがえのないものです。 いいタイミングで勤務先の業績が悪化してくれたお陰? 今まで仕事に捧げてきた時間の一部を家族を見つめる時間にあてることが出来て、本当に良い機会でした。

戦争映画にもラブシーンがあるように

2001年の戦争映画、『スターリングラード』を見ました。それなりに迫力あるシーンと、拍子抜けする位スッキリするラストでそれなりの見ごたえがございました。が、お口直ししたくなり、レンタルビデオ屋さんに行きました。ソ連軍にはロシア語を話して欲しい…そう思って、同じ戦争について描かれた1972年の映画、『スターリングラード大攻防戦』を借りて見ることにしました。

ヒロインにかけられる言葉は、『トゥイ、クラシーバヤ』(君、かわいいね)…リアルです。ほぼ忠実に再現したせいか?愛を語るシーンが少なめで、戦争してきたような疲労感を味わうことになりました。娯楽性は『敵も味方も英語』版の方が高いです。計算があってラブシーンを入れている感が漂いますが、女性を戦力に入れるソ連軍の中で恋愛沙汰があったのは事実でしょう。

友達に、『戦争映画にもラブシーンはあるんだから。』って諭したことがございました。『30にもなろうっていう旦那に、恋愛感情なんて持てる訳ないと思わない?』…なんて言うから。甲斐性があるから?体で代償を支払わなくても食べさせてくれるご主人…いい人見つけたよね!って落ち着いている場合じゃありません。『誰でもどこでもいつまでも恋愛するのが人間でしょう?』

『あなたも働いてみればわかるわよ。私がパートに出ている不動産屋なんて、恋愛だらけだよ。既婚者も含めて。』結局、彼女は働きに出られない状態になりました。ご主人と仲良くしたという、良い意味での体調不良です。露骨な表現は控えますね。恋愛だらけの職場での私のポジションについても、言及は控えますね。気をしっかり持っていれば、どこに居ても大丈夫です!

出世しないタイプ?

不動産業界内では 血液型 が偏っているという事実を閑散期に力説していると、お局様に言われました。『よし!統計をとってみよう♪』イケメン営業マンに、『相性占いをしたいので~ぇ、あなたの血液型、教えて下サイ♪』って聞きに行くのは私の役目ではございません。

お局様が責任を持って集めたデータがだいぶ揃ってきたところで、言われました。『あとは、●●さんと▲▲さんだけなんだ。よろしくね。』 関わりたくないなぁ。 おいしい所を食い荒らされたあとで冷めたピザが回ってくる…よくある話です。極めて事務的に問い詰めて参りました。

部署ごとに集計しても、男女別に集計しても、偏り方は同じです。それでは面白くならないので、役職ごとに集計してみることにしました。『うそっ?!』全体を占める割合が高いはずの血液型の人が、管理職には居ないことが判明しました。ええーっと、きっと独立心が強いから、社内で出世する前に退職しちゃうのかしら?中には仕事の出来る人だっておられますもの(汗)。

この話には面白くないオチがついて回りました。詰問調で接してきたつもりの▲▲さんが私の顔を見るたび、『ども!B型○○座の▲▲でーす♪』って話しかけてきます。一回聞いたら覚えられますからもう結構です。出世しそうにない男の生年月日にも興味ございませんが、何か?

若い不動産屋によくあるミスマッチ

パートの求人広告を出す時に気を遣う不動産屋さんは少なくありません。パートに出てみたい主婦のほか、顧客や社員が読んでいるかも知れません。清潔で明るい店舗をイメージさせる、前向きな広告にせざるを得ません。詳しいことが書かれていないので電話してみると、『一律、来社して頂いて面接がてらご説明することにしております。』って言われます。担当者も採用以外の仕事をしているので、質問電話に答えるために待機し続ける余裕はございませんので。

それで、どんな職場なのかよくわからないまま、無難な服装を着て面接に来ることになります。働けなくなるかも知れないような疑問点があれば、面接の時に明らかにしておきましょう。気に入らなければ、採用だと言われても辞退することが可能です。…言いづらいですけどね。

ご説明として、こう宣言されることがございます。『若い者の多い職場なので、未熟さゆえに不快感を与えてしまうかも知れませんが、大丈夫でしょうか?』若い者があまりに無礼なので、キレてパートが辞めた過去がある…と、暴露しています。『私、若い人ダメなんですよ。』って宣言してしまえば、面接にムダな時間をかけなくて済みます。が、受かるために化粧して来たのに、『落として下さい!』とは言いづらい?90%の方は、嘘でも『大丈夫です。』って答えます。

『求人広告にそう書いてあったら最初から面接なんて受けに来なかったのに、なんで来てから言うのよ?イヤですって言いづらいに決まってるのに!』ってご立腹の合格者を見たことがございます。『若い社員の無礼さ、軽率さに耐えられるパートさん募集』って広告は、表立って出せないでしょう?同じことを繰り返さないように広告で暴露してしまうリスクは高すぎますから。

絶対役立たない不動産屋

宅建主任者には守秘義務があることも、そうでなくても業務上知り得たことを他にもらすべきでないことも、存じております。普通はたいして強調されませんが(常識ですから)、その不動産屋では、業務上知り得た知識を守秘することについて、くどいほど強調されました。

たいした知識を得られなかったから…というだけが理由ではございませんが、退職の意思表示をしました。誰でも簡単に出来るような業務しか担当していなかったので引継ぎをする必要もなく、退職後に最後の月の給与明細と源泉徴収票を自宅宛送付して頂くようにお願いするだけ。

その手間をかけてやる代わりに…とは言われませんでしたが、最後の最後に念書を出すように言われました。『私こと不動ゆり子は、御社で得た経験を他社で絶対に活かさないことを約束します。』同業他社に転職するっていうのに、こんな心にもないことを書かされてしまいました。

転職歴にせよ、男遍歴にせよ、顔に刻まれていく皺にせよ、無駄なように見える物も今後の人生のスパイスになるように思うのです。それが大した経験でないにせよ、何かの役には立つのではないかと…。そう信じてきたものですが、本当に役立たない経験もあったようです。

転職先では全く違う業務を担当することになり、前の前に務めていた不動産会社での経験はフルに活用出来ましたが、どう思い起こしても、直前に居た会社での経験が生きている場面がございませんでした。強いて言うならば、『せっかく転職しても新しい知識を得られないまま終わることもある』ってことを学べました。その後の転職先を選ぶ基準にだけ活かしてますが、何か?

お師匠様を知らないと言える私

日中は外出しがちな営業マンだったので、パートの私と話す機会は少なかったです。たまにお会いすると、よく面白いお話をして下さいました。『よくご存知ですね~。』って言うと必ず、『俺、不動産業界歴長いから。』っておっしゃいます。それもあるとは思いますが…。

初めてじゃないのに初めてのフリをする…難しいテクニックですが、女として身に付けておいて損することはない!そう思って、いつも初めて聞いたフリをしています。たしかに、その方の口から同じ話が出たことは一度もありませんでした。まだボケちゃうには早いでしょう。昔の記憶よりも最近の記憶の方が先に出てくるのですから、まだまだ若いはず。そこはご安心下さい。

たまに言いたくなってしまいました。『それって、ブログ版/不動産業界の歩き方 で昨夜遅くにアップされたばかりの記事ですよね!私も読みました♪』 同じサイトをよく見ている=感性が合っているってことになるはずですが、『俺は詳しいから教えてやるよ。』っぽく言われているのに、ネタ元を知っているとは言えません。私の師匠はあなたではありません…とも言えません。

せっかく面白いサイトがあるのに、その存在を教えることで、『ネタパクリじゃん!』などと言われてしまっては、私が恨まれます。その不動産屋ではどなたにも教えることが出来なかったことを悔やまれますが、円滑な人間関係を重視した私の判断は間違っていなかったと思います。

好きで書いてますが、何か?

諸事情によりイチオシのサイトを、『面白いから見て!』とは言えなかったので、リンクを貼っている私のブログを紹介しておいて、そのうち面白いサイトの存在に気付いて頂こう…と、気の長い計画を思いつきました。自分で言うのもなんですが、その時は一週間連続評判の良い記事を投稿出来ていたので、言ってみたかったのです。『コレ、私が書いたんです!』って。

事務員さんに言ってみました。『私、不動産のブログ書いてるんです。』『いつから?…まだまだ駆け出しですね。』経験が浅いとナメられますよね。『もしかして、もっと前からブログ書いていらっしゃるんですか?』『何年も前から書いてます。』『どんなブログですか?』『日記みたいなものだけど…。』紹介する気はないらしく、タイトルも教えて頂けなかったので、見たことがありません。そして、私自身に興味がないのか、私のブログを見てみる気もなかったようです...orz

わざわざこの業界が好きで転職してくるような方もおられますが、『たまたま就職したのが不動産業界』っていうだけの方の方が多いです。社員さんなら、在職した月数×固定給プラスアルファ、パートなら、滞在した時間×時給、お金を頂くためだけに通勤しているタイプです。

たまに、『不動産屋さんが好きなの。』って言って業界内限定転職を繰り返す事務員さんを見掛けます。それでも、好きなのは営業マンであってお仕事ではないようです。物確 したり、帯を替えたり、楽しいじゃないですか。お仕事の時間が終わっても、お仕事の話をしましょうよ~…に、応じて下さる同僚になかなか出会えないので、こうしてお仕事のブログを書いております。

お疲れ様です

意味は通じるのに使わない方が良い日本語に、『ご苦労様』が、ございます。相手が苦労してきたことをきちんと労うつもりで声を掛けたのに、『上から目線で何様のつもり?』って立腹する方が多いのです。上から目線でも構いません、社内の方には一律、『お疲れ様です』って言っておけば間違いないでしょう。年下の上司とか、年上の部下とか、微妙な関係の方には特に。

『○○ハウジング□□店 (株)□□不動産』 と、『○○ハウジング△△店 △△ホーム(有)』 は、似て非なる別会社ですが、対外的には支店同士のような印象を与えております(作戦です)。お互いに紛らわしく同化して見せているので身内のような感覚でおりました。ノリノリで、『お疲れ様です♪』ってお電話差し上げると、機嫌の悪そうなオジサンに、『お世話になります!』って言い切られました。そのよそよそしさに私は軽く傷つきました(こう見えて繊細なんです)。

似てないけど資本関係という絆で結ばれている企業様がございます。不動産屋の親会社が別業種 ということもよくある話です。不動産業界全体を見下していることも多々あり、『お疲れ様です』などと言っては激怒されます。似て非なる同業他社さんの機嫌を損ねるよりも深刻な事態を招きます。いい案件回して下さってありがとうございます…という感謝の気持ちを込めて、『いつもお世話になっております。』と、丁寧に挨拶しなくてはなりません。簡単そうに見えます?

例外的に、『お疲れ様で~す♪』と、馴れ馴れしく挨拶すべき場合がございます。親会社に居場所が無いから?『ぃよっ♪』と、片手を挙げながら突然入ってきて、雑談して帰る方がおられます。こういう方は、お客様扱いで応接室に通されると、『俺の顔を覚えてないとは、さては新人だな!』と、機嫌を悪くなさいます。『身内なんだから、遠慮なく事務所のお好きな席を借りてって下さいネ☆』という感じで、身内用の挨拶をしなくてはなりません。正直面倒ですが、何か?

ほめごろし?

新卒に限ってみれば、大手不動産会社の方がそうでない所に比べて高学歴の方が多い傾向があるように思います。ただ、トップセールスの最終学歴が高卒とか大学中退という現象はございます。中途採用の場合、学歴ではなくて実力が物を言うみたいですね。大手の親会社の方が(多くは中途採用がほぼ皆無)子会社と比べて高学歴が多いというのは事実でしょう。

ズカズカ事務所に入ってくる親会社の方に、子会社である不動産屋は気を遣いながら雑談するのがほぼ日課でした。チラ見せするステータスの高さに、インテリぶりをひけらかされたと思っている方も多かったようです。『ほほー、すごいですねー、さすがですねー。』ばっかり言うのも悔しいのでしょう。そもそもの立場が違うのですから、対抗しなくて良かったと思うのですが。

自慢に聞こえまして?『休暇中は海外に行くんだ♪英語圏だから添乗員はいらないと思うんだよ。』上司は英会話できないことがコンプレックスだったようです。『英語と言えば、最近入ってきたパートの不動さん、すごいんです。英語のトーなんとかいう資格で、○点以上とったとか、履歴書に書いてありました!』書きたくない点数でしたが、最近資格をとってなかったから、【勉強する意欲を持ち続けてます】ってアピールするためだけに書きました。触れないで…。

『しかも、英検○級持ってて』やめて…。『なんと、大学は二流大学(仮名)!』超一流大(仮名)卒の方の前で、そこだけは…。『確かこんなことも書いてあった!』お願い、もう…。得意気に自慢する上司の後ろで口をパクパクさせている困惑顔の私に、親会社の方は哀れみの表情を見せて、おっしゃいました。『あっ、今日はお客さんと会うんだった!じゃ、また!』ありがとう…。
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