不動産屋の私が言うのもなんですが、『大金の臭いに敏感な』占い師が居ます。親戚が1人だけ、その占い師に入れあげているのです。今後も長引きそうな相続問題にお金の臭いを嗅ぎつけたらしく、相続人でもないのに、アレコレ言ってきましたよ。
『自宅に住み続けるだけでも相続税がかかるからその分多く欲しい』という長男が悪者っぽくなっていましたが…。話し合いの前に、占い師が余計なことを言うのです。『長男VSその他の相続人』の戦いの邪魔になるので、『1人を除く相続人全員VS占い師』の戦いになりました。
占い師いわく、『お仏壇の周囲に故人の写真が飾ってあるのが私には見える』…普通、あるでしょうが!『その写真を撮った日がまずかった。子孫の運を下げている』…ウザっ!『だから、この霊感お札を北の柱に貼らなければならない』…セコい商売ですね。
『相続人全員を恐怖のどん底に落としいれることで心を掴み、思うがままに入れあげている親戚に多めに相続させてから貢がせる』…という計画なのでしょうか?ナメられたものです。『だいたいその占い師はインチキだ!』ってマトモに話しても無駄なことがわかってきました。
つまらない冗談は無視して話し合いのテーブルにつきたい…。1人を除く相続人共通の願いです。『姉さん、旦那の実家にすご~く運の上がる壷があるのよ。破格で譲って下さるそうよww』を皮切りに、『じゃ、買ってきて下さったお札、ここに貼っておきましょうね、お姉さんのためにね~』…と、適当にあしらい、1人を除く相続人全員が話し合いのテーブルに戻りました。
占い師さん、あなたの金ヅルは、不快な冗談で話し合いを中断させたことで、発言権の全てを使い果たしました。セコいお札1枚売りつけたために、得るはずだった大金を失ったようです。今更知っても遅いですけど…『相続税がかからないよう事前に贈与税のかからない範囲の持分ずつ移転しておく』という方法もございます。身内の立場では事前に進言できませんでした。
…無理してまでクリックしてくれなくてもいいのよ。
だから、明日も来てください!私はいつも、ここで待っています。