特に空気の乾燥するこの時期、手放せません。不動産屋さんでなくても、女性の化粧ポーチには小さいサイズのハンドクリームが入っていますよね。不動産屋のパートは、紙に触れる機会が多いです。
軍手 は手を汚れやケガから守ってくれますが、パートさんの手から油分を奪っています。奪われた物は取り返さないといけませんね。で、ハンドクリームが必要なのです。
紙めくり作業を円滑にするために、年上の事務員さんが専用のクリームを持参してくることがあります。『私にはまだまだ必要ありませんよ♪何ですかソレ?』と、目ざとくみつけます。確かに私には専用のクリームは必要ありませんが、手の甲にハンドクリームを塗るついでに手のひらにも少量塗っております。すみません。ズルしています。
ハンドクリームならなんでもいいという訳ではありません。高いものなら塗った直後に手を洗ってもベトつかないのだそうです。ごめんなさい…不動産屋の時給じゃそこまでいいの持って来れません。
要は勤務時間中、紙をめくるのに不自由しなくて、軍手やコピー用紙に触れることで手が荒れないという程度に油分が補給できれば良いのです。私がこだわるのは容器です。化粧ポーチにコンパクトに収まる直径3センチ高さ1センチ以内の円柱形…とってもエレガントですが、大量に消費するので割高になります。
ハミガキと同じようにチューブに入っているもの。これが安く買えますが、私は使いません。ご家庭のハミガキを最後まで使い切るため、搾り出すのが厳しくなってきたらチューブをハサミで切断し、切断した口にハブラシを突っ込んで…ということをやると、ハミガキなら一週間分ぐらいは取れて節約になるのですが、切断面が危険ですし、会社でそこまで 『人畜無害な節約おばさん』 キャラを貫かなくても…。
とは言え、本当はチューブの中にクリームが残っているのに捨てるなどということは主婦としてあるまじき行為、無理矢理チューブを搾り出そうと頑張ってしまいます。残量が少ないチューブにありがちなことですが、突然 『ぴょん』 と中身が飛び出してしまい、自分で驚くことがあります。隣の席の営業マンの書類の上に飛び散ってしまったら、 『人畜無害』 キャラそのものが崩壊してしまいます。
このようなリスクを回避すべく、私は直径5センチ高さ3センチ以上の円柱形の容器に入ったハンドクリームを軍手と一緒に置いています。どなたにも迷惑おかけする心配がございません。

年上気味事務員さんには、こちらのアイテムがお勧めかも。