円高で日本経済は厳しい状況…らしいですね。よくわからないけど確かに家計が苦しいですが、そんな状態なのによくまだ食べていけてるな、と不動家を褒めてやりたい気分です。業界ごとに景気が悪い理由も違うようで、例えば出版業界なんかは日本と海外の関係というより、紙とインターネットの関係で弱っていると聞きます。こうしてお金にならないブログを書くことでインターネットを少しでも賑わせることで私も出版業界を苦しめているとしたら、すみません。
お金にならないのにインターネットに色々アップする人が居るようで(人のこと言えないけど)、テレビ番組については専用の掲示板で脚本が悪いとか視聴者をナメてるとか、悪口も見かけます。読んでいると相当テレビ好きな人でよく研究してるなーとか感心することもあります。書いているのはマスコミに憧れて就職活動したけど入社出来なかった人なのでしょうか。
不動産業界も弱っている業界の一つです。色々あったけど、インターネットの普及でお客様も情報をたくさん持つ時代になってきたことも、『仲介業者いらないと思う』って言われる理由の一つでしょうか。何千万もの大金を支払う際の
仲介手数料3%(プラス6万円) が高いと感じる気持ちはわからなくありません。ベテラン営業マンでも自社に社員割引価格1%(会社による)の手数料を支払ってマイホーム買っているので、仲介業者を間に入れることで何らかのリスクを回避していることをほのめかしておきましょう。恐ろしさを知らないから出来るのでしょうけど、節約のつもり?素人さん同士だけで不動産取引するなんてとんでもない!と、思います。
不動産取引に仲介業者なんていらないって言われかけている今、『お客様~
客付け 業者~物元業者~お客様(ありがちな両手取引)』の間に入っていこうとする、、コンサルタントとかアドバイザーとか
内乱屋 とかいう業種の方も居ます。自力で見つけたけど義理堅く自社に1%払ってマイホーム買うような営業マンは、宅建業者以外の人に意見を伺うことはしないでしょう。自分の知識と調査で足りない部分は自社がフォローしてくれると信じているからです。
パートの私から見た社内の営業マンでも、『仕方なく仕事は一緒にするけど、この人は信用できないな』とか、『この人は本当に相手のためになることを考えてくれる人だな』とか、違いを感じることがあります。頭いいのにトップセールスにならない人は、悪いと思ったら無理矢理売りつけないタイプの方だと思います。たまたまお客様に応対した不動産屋さんが信用できないタイプの営業マンだった場合、信用できそうな第三者を探したくなる心理も理解できますよ。私なら不動産の話は不動産屋に聞きたいけど、業者全部を信用できないなら仕方ないでしょうね。
『○○マンション(名指し!)は悪いって指摘して頂けたので何千万を無駄に使わずに済みました。何千円のコンサル料を払って本当に良かったです。…とは○○県にお住まいの○○様。』って書いてあるホームページを見つけた時は、のけぞりそうになりました。ディベロッパーに恨みでもあるのかって聞きたくなりましたが、もう一つ聞きたいことが出来ました。なんで宅建業者じゃないのに不動産に絡むお仕事をしたいのでしょう?憧れられるほどなるのが難しい仕事じゃないと思いますが、何か?
※でも、一部の立派なアドバイザーさんが好きとか言う私もややこしい。不動産業界をいじめるため?両手取引禁止にするという意見が出た時は、『お客様~大手不動産会社の客付け専門子会社~大手不動産会社~大手不動産会社の物元専門子会社~お客様』って動くしかないと思ったのですが、今のところ動きを感じません。『お客様~内乱屋~客付け業者~物元業者~売却活動インスペクター~お客様』って人数を増やすことで雇用創出しようという動きでもあるのでしょうか。消費税増税による駆け込み需要が来るまで、不動産取引そのものが増える理由が思いつきません。それでも不動産業界は憧れの対象ですか?