夫婦ほぼ同時に風邪をひいた時、病院嫌いの主人を無理矢理内科に連れて行ったことがありました。そうしておかないと、私専用に処方された薬を横取りされるので。普通は一人ずつ診察を受けるものですが、『家族で同じ症状なのでまとめてでお願いします!』って言ってみると、わがままを聞いて頂けました。いつからどんな症状が出たのかの説明が一回で済みます。
では、レディファーストで私から。『特に喉が痛いんです。』先生は初老の紳士風でした。『じゃ、アーンしてごらん。』ここは小児科ですか?『あ〜ん』←素直。『○○という薬は合わなかったからそれはイヤです。』『あのねぇ、今回の風邪に○○は効かないから、そんな心配しなくていいの。わかった?ちゃんと効くお薬出しとくからね。』先生と呼ばれる人はみんなエラそうです!
『では、ご主人、お待たせいたしました。奥様と同じように○曜日からですね?』アレ?先生、敬語使えるんですか?『胸元を失礼して…大きく息を吸って下さい。』ごく当たり前に繰り広げられるビジネスライクな会話を、私は横でふてくされながら聞いていました。確かに私は先生より年下ですが、私の主人だって先生より年下です。なんで私だけ一段低く見られるのでしょう?
そんな風邪が完治してから、ある不動産屋さんに転職しました。顔採用の新卒かな?カワイイ女の子が話しかけてきました。『不動さん、まだトイレがどこにあるのか知らないでしょ?今ヒマだから連れてってあげるね。』…イ、イマドキの若い者は年上のおばさんに敬語も使えないのか!かなり驚きましたが、従いました。お医者さんの一件で、自分が初対面の人にナメられやすいということを自覚しましたし。私は人生の先輩かも知れないけど、社内では後輩ですもの。
数日経過して、私が不動産業界経験者だということは理解して頂けましたが、カワイイ事務員さんは終始タメ口です。『不動さんってよく知ってるんだね〜。』年の巧…言うと自虐的だと思って言葉を飲み込みました。『私なんてここで○年働いてるけど、全然覚えられないや。』『あの…新卒じゃなかったんですか?』私より年上だったそうです!年の巧とかヘンなこと言ってなくて良かった〜。でも、若く見える方なら尚更、誰に対しても敬語を使う方が良い!…気がします。
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